がま口が好きですっ!
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お財布ショルダー・マホンの
がま口バージョンを作ってほしいー!と
ずいぶん前にリクエストしたことがあったけど
がま口はコロンとしたキュートな形状が特徴なので
幅広のマホンの形状にはうまくフィットせず
残念ながら諦めた・・・
ということがありました。
がま口って、かわいくないですか?
かわいいですよねー!←むりやり(^^;;
わたしは化粧ポーチや レシート入れポーチに、
がま口を使っています♪
何といっても、口金を閉じる時の、
あの「パチン!」という音がたまらなく好き!
美しく響く、とても心地よい音がします。
がま口の美は、
口金から生まれる音にも宿っていると思います。
「たしかに中に荷物をしまったぞ」
確認する音だったり
「準備OK!さぁ出発!」
気合いを入れる音だったり
あの音は、
使っているわたしだけの楽しみなんです。
わたしたちが生きている世界は
なにもかもが目に見えるわけではありません。
空気も、風も、時間も、心も 目には見えないけれど、
確実にちゃんとそこに存在しています。
「音」は目には見えない振動です。
心地よい音、不快な音、
目には見えない「音」は わたしたちを支え、
勇気を与えてくれたり、
ときに、心身の健康を左右してしまうほど
大きな影響を与える存在だなぁと思います。
音の好みは、人によっていろいろだけど
わたしにとって、がま口の「パチン!」は、
めっちゃ心地いい音!
目には見えなくても
わたしのそのときの心の波動と
同じエネルギーの振動のレベルで
響いてくれる気がします。
知らず知らずのうちに、
わたしとがま口、お互いが共鳴しあって
「パチン!」は浄化音となり、
物事をよい方向へ、幸せへと導き、
使っているわたしのエネルギーを高めてくれるはず!
空気と新鮮に交じり合い消えていくような高音の響き
独特の深い透明感の響きをもつ
がま口が放つ音の波動 風情があって、
古風でいいなぁと思います。
開け閉めがスムーズな時は必ず
パチンと歯切れのいい音がします。
この音の正体は、口金の鉄のフレームがぶつかり合う音。
2つのタマとタマが重なるこの瞬間に音がします。
がま口の口金から放たれる音色は、
その日の心の動きや気持ちの持ち方によって
微妙に変わって感じられたりもします。
「わたしの今の気持ちはどんな状態?」
リラックスしてる?
それとも疲れ気味?
イライラしてる?
「今日のわたしの音色は?」
問いかけながら、
毎日、愛用のがま口の「パチン!」に 耳を傾けています。
和の象徴のように思われているがま口は、
実は、もともとはヨーロッパ生まれなんですって。
1800年代、ヨーロッパでは、がま口が大流行していました。
貴婦人方の舞踏会では 宝石とガラス玉でキラキラに飾られた
がま口バッグが定番だったそうです。
当時、日本でバッグに相当したのは
「胴乱」という革や布製の口をひもでくくるようにした
大型の手さげ袋でした。
お財布として使われていたのは
「信玄袋」という小型の袋が一般的でした。
明治維新により欧米文化が日本に入ってきたころ、
明治政府の御用商人ががま口のお財布やバッグを
フランスから持ち帰ったのが
日本でのがま口人気のはじまりと言われています。
今までお財布として使っていた信玄袋とは違って
片手でワンタッチ開閉ができる手軽さと、
明治4年から小額紙幣が発行されたことで、
札入れが大流行したことも、
日本でのがま口のお財布人気に拍車がかかりました。
21世紀の今も、がま口の基本形態は明治時代から
ほとんど変化していません。
月日は流れ、今の世、ママたちは一生懸命、
子育てをがんばってくれています。
思い通りにならないことも多くて
体力的にも、精神的にも、ストレスがかかることもありますね。
「和」の最大の魅力は「和み」だから
なんだか疲れたな・・・というとき
明治時代から伝わる古き良き日本の文化、
和のモノに囲まれると ホッとした気持ちになったり
するかもしれませんね。
ばぶばぶの、築89年「和」の空間が
なんとなく落ち着くのも
たぶんがま口と同じように
自然との一体感、季節感、質感など
微妙なニュアンスがあるからでしょうか。
以上!
大好きながま口について
ウンチクたれました!!!