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2017.05.23

赤ちゃんの日焼け止め

5月も後半、
かなり暑い日も出てきましたね。

生まれてたての赤ちゃんのころは
家の中に引きこもっていることが多いですが
成長してくると子連れ外出の機会も増えてきます。

最近のばぶばぶでの
ママからの質問件数No. 1は、

「赤ちゃんの紫外線対策をどうするか?」
「日焼けどめって必要?」

です!

日焼け止めクリームには“いろんな成分”が入っています。
“いろんな“って具体的には?
よく知らないけど
“いろいろ“入ってるはずだから
なんとなく塗るのをためらってしまうのがママ心。

また、赤ちゃんはなんでも舐めるので
日焼け止めが口に入ることに
なんとなく抵抗があったり、

大切な赤ちゃんを想うママの気持ちは
一筋縄にはいきません。。

わたしもどちらかというと
あんまりいろんなもの
塗りたくないなぁ・・・と思ってしまうので
そんなママ心理はよくわかります。

でも、

日本小児皮膚科学会によると
赤ちゃん時代に紫外線を浴びすぎると
ダメージが肌に蓄積されて
10年以上たってからシワやシミになったり、
免疫力の低下、皮膚ガンの原因などにつながることが
明らかにされています。

そんなこと、いまや誰もが知ってる
常識でしょうか?

かといって、
保育園、幼稚園に通っている子どもたちが
はたして、外遊びのたびにいちいち
先生がひとりひとりに日焼け止めなんて
塗ってくれるはずもなく。

小学校も、体育の時間に
わざわざ日焼け止めを塗る子なんか
いません。

本当は、上記のような危惧があるのなら
集団生活の現場でも
日焼け止めクリームの塗布は必須項目なのでしょうが、
そうもいかずに見逃されているのが現状だと思います。

5月時点では必死に子どもの日焼け対策をしていたママに
9月になって
「日焼け止めクリーム、毎日続けてる?」
と聞いたら

大抵のママがいつの間にやら
ちょっとそこまで、のときはめんどくさくなって
やめてしまった・・・
とおっしゃいます。

うちの子たちを見ていると
中学生以上になると、とくに女子は
お肌のことが気になるらしく
自分でせっせとケアしていますが

そうなんですよね〜。

小さい子どもも、日焼け対策したほうがいいのは
頭では理解してても
毎日のことだと、とてもじゃないけど続かない〜〜〜!

尋常じゃなく汗っかきの赤ちゃん、
せっせと日焼け止めをつけたところで
すぐ取れちゃうし、
こまめに・・・が基本だけど、
ママはやることだらけだし、もう、キリがない!!

理想と現実、うまくはいきません。
それが子育てってもんなんです。

ではどうしたらいいでしょう。
(もちろん日焼け止めクリームを根気よく
続けることがベストなんですが)

まず、外出の時間帯を考えましょう。
午前10時〜午後2時は紫外線が強いので
できるだけこの時間帯は外に出ないようにします。

とはいえ、悠長にそんなことできるのは
第1子のママぐらいですよね。

2人目育児以降になれば、
保育園幼稚園の送り迎えやら各種行事やら
紫外線最強時間の外出を避けるなんぞ
できるはずもなく・・・

これもやっぱり、理想と現実
温度差アリ。です。

だから、子育ての『現実』に向き合って
わたしが気をつけているのは、
どんなに暑い時期でも
ノースリーブはNGです。
暑いけど、できるだけ長袖長ズボンを選びます。
ツバの広い帽子もね。

ベビーカーはアスファルトに近いので
体感温度は驚くほど高くなります。
ママに密着するだっこひもは暑いのでは?
と思うのですが、実は、地面から距離がある
だっこひものほうが赤ちゃんは涼しいんです。

オススメはだっこひも+日傘。
日傘は太陽の向きによって角度を簡単に変えられるので
紫外線から守ってあげやすいと思います。

みんなが気になる日焼け止めはクリームは
使うのなら、赤ちゃん用の低刺激性のものを
使ってあげてください。

赤ちゃんの肌は本当に敏感です。
使用する前には必ずパッチテストを。
ふとももの内側に少量塗布して
なんともないことを確認してから使うようにしましょう。

SPF数値が大きいほど紫外線をブロックしてくれますが、
数値が大きいってことは
それだけ皮膚への負担が大きいということを
意味します。

赤ちゃんには強力紫外線ブロックは必要ないので
数値の低いものをこまめにつける 感じで
いいと思います。SPF10~20で十分かなー。

そして、日焼け止めには
『紫外線吸収剤』と『紫外線反射剤』の
2種類があるんです。

紫外線吸収剤は、
紫外線を取り込んで、熱や赤外線に変換して
放出するタイプの日焼け止めです。

って・・・難しいですね。

要するに、紫外線を
肌の上で人工的に化学変化させ
無害なものに変えちゃう!
ってことです。

そのための化学原料は
赤ちゃんには強い刺激になることもあるので
使うのなら
『紫外線反射剤』のものがいいと思います。

赤ちゃんの皮膚バリアは本当に弱いので
日焼け止め以前に、保湿は絶対です。

国立成育医療センターの研究によると
全身たっぷり保湿を続けた赤ちゃんと、
乾燥している部分のみにワセリンを塗っていた赤ちゃんを
比べたところ、

保湿剤グループの赤ちゃんのアトピー発症率が3割も少なく、
また、食物アレルギー発症率も
保湿剤グループが少なかったそうです。

皮膚トラブルが起きているときは、
皮膚バリアが破壊されているので
アレルギーの原因となる物質を
患部から取り込みやすくなってしまいます。

だからこそ、アトピーや食物アレルギーを
発症させないためにも
皮膚バリア機能の弱い赤ちゃんや小さな子どもには
毎日たっぷり全身の保湿が絶対的に有効なんです。

乾燥したお肌に日焼け止めクリームを塗ってもダメです。
全身保湿剤まみれにしてから
上から重ねて日焼け止めクリーム、が基本です!

あ、保湿剤は
1日何度でも塗りたくってOKですよ。

暑い時期は汗をかいたら
昼間でもサッとシャワーをして(石けんは使わないこと)
すぐ保湿剤ベタベタ〜!!!!
で、お願いします。

皮膚科などで軟膏のお薬が処方されている場合も、
いきなり患部にお薬、ではなくて
全身保湿剤のあと、患部に重ねるように
軟膏をつけてあげましょう。

お薬も、日焼け止めクリームも、
保湿された肌の上に塗布したほうが
浸透がよくなります。

あ、ついでに。

お風呂上がりの保湿剤は
まだお湯で肌がしっとりしている
湯船から上がった瞬間に!
たった数分で、
あっという間に赤ちゃんの肌は乾燥してしまいますから

早く!早く!早く!

お願いします〜。

うちの子たちも
できるところまでは日焼け対策がんばりますっ!
けど、秋まで続けられるかどうか・・・
正直自信ありません。
こんな母で、ごめんなさい。

—————————————————◇
夏はもっと保湿が大切!
▼こちらの記事も読んでみてくださいね。
『夏こそ保湿が大事やねんで』
https://blog.babu-babu.org/uncategorized/moisturizing-is-important-for-summer/

▼ばぶばぶストア
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