徳之島HISAKOセミナー
※終了いたしました
7月の3連休、
沖縄と鹿児島を結ぶ
奄美群島のひとつ、『徳之島』に
HISAKOセミナーに行ってきました。
鹿児島から南西約480km。
人口27000人の穏やかな時に包まれた島です。
エメラルドグリーンの海と珊瑚礁
いろんな意味ですごい島なのですが
まだまだ知名度は低く、
脚光をあびるには至っていません。
沖縄や奄美大島もいいけれど
徳之島は穴場の島でした。
観光化されていない大自然。
都会からの直行便がなく
飛行機を乗り継ぎが必要で不便であることや
航空費がかかることから
本土から旅行客がわんさか出向く
ポピュラーな島ではないところが
逆にとても魅力的でした!
徳之島は
生命の宝庫の島とも呼ばれ
長寿と子宝の島として知られています。
島人は
島唄や闘牛などの遊びや
毎年6月に開催される
トライアスロンin徳之島大会に熱中します。
海に囲まれた美しいロケーションのなか、
体力と精神力の限界に挑むトライアスロンは
地域住民総出で太鼓をたたきながら
暑い声援で盛り上がります
トライアスロン出場・・・
実はわたしの夢なんです。
競泳と陸上は子どものころから
本格的にやっていたので得意です。
自転車は、大学時代は
片道15kmの道のりを
走って通学していたほど大好き!
よく友達に、
「なんで電車乗らんの?」
と不思議がられていました。
「トライアスロン出る!!」
と言い続けながら11人産んだので
まだそのタイミングをつかめずに
今日に至ります。
島人たちは壮大な自然のなかで
伸びやかに過ごし
史上最高齢としてギネスの
泉重千代さんは
120歳237日で亡くなりました。
100歳超のご長寿さんが
島のいたるところにいらっしゃるそうですが
長生きの秘訣
多くの方々が
『お酒と異性が大好き!!』
なのだそう〜^ ^
温暖な気候、
ストレスを溜めない陽気な人柄が
生まれる風土が長寿を運ぶのでしょうね。
そして、
「子どぅ宝」(子は宝)
授かりものである子どもは
すべての人にとっての宝
そんな精神文化が根付いている徳之島では
親・家族・親戚・地域一体が
子育てを応援する精神基盤が存在します。
親が子どもを安心して預け
働くことができる対策が充実していて
待機児童などないので
たとえ子だくさんでも
自信を持って生活でき、
1人の女性が一生に産む子どもの数は
2.81と全国一です。
それにあやかって空港の名前も
『徳之島子宝空港』
実際、スキューバダイビングに
同行してくださった
島のインストラクターさんは
9人の子どものパパでした。
レストランで料理を運んでくれた
お兄ちゃんは
なんと16人兄弟!!!
11人子だくさんのわたしなんて
島では、別にどうってことない雰囲気さえ
漂っていました(笑)
子ども4人とか5人ぐらいは
当たり前なのだそうです。
すごいですね〜!
スタッフに
おすすめされて
知る人ぞ知る、小さな古い『ほこら』がひっそりと
祀られている子宝神社に行ってきました。
ハイビスカス、サトウキビ畑、
ガジュマルの樹、パパイヤ、
南国特有の植物たちに囲まれた子宝神社は、
森全体が信仰の対象になっているそうで、
地元の島人いわく、
ここにお参りしたたくさんの女性が
赤ちゃんを授かっている
秘密のパワースポットのだとか。
「本当にすごい神社なんですよ!」
そう言われたら
助産師としましては、
行っとかなアカンでしょ!
「みんなが赤ちゃんに
恵まれますように・・・♪」
と、両手を合わせてきました。
灼熱の太陽、
亜熱帯の島なのに、
神社の周りだけなぜか
ひんやりと涼やかな空気が流れていて
とても神聖な、
不思議な感じのするスポットでした。
なんだか・・・
ご利益ありそうな気がします^ ^
普段、セミナーや講演会は
午前中の開催がほとんどです。
遅くても午後3時には終了するのが常。
しかし徳之島!
『島時間』っちゅーのがあるらしく
セミナー開始時間がなんと夕方6時半。
終わるのが夜8時半。
え?
子連れでその時間に
みんな出てくるの?
8時半って、寝る時間とちゃうの?!
せわしなく時間に追われる
大阪での生活が当たり前のわたしにとっては
『島時間』は衝撃でした。
暑い島だから、
夕方涼しくなってから人々は動き出し、
夜更けまで黒糖焼酎を飲み明かし、
暑い日中は寝て過ごす・・・
それが『島時間』なのですね。
うらやましい・・・。
さまざまな地域でセミナーをしてきましたが、
南国の島人のノリはどんなかな〜?
大阪人のノリ、理解できるかな?
大阪から来たお笑い芸人みたいな
変な助産師に、
ちゃんとついてきてくれるかな?
セミナーは
おおいに盛り上がりました。
よかったーー!
島のみなさん、
たくさん笑っていただいて
本当にありがとうございました!!