なんで耳かきしてくれへんのぉ?
散髪、耳そうじ、爪切りなど・・・
子どものグルーミングはママの役割ですよね。
爪が伸びてきていても、
小さな子どもたちは自ら
「ちょっとすみませんが、
伸びてきてるんで
そろそろ切ってもらえますか?」
と、要求してくることはまずありません。
頃合いを見計らい、
ママが細やかに気づいてあげて
ようやくグルーミングタイムとなります。
子ども1人や2人ならいいけど、
じっとしてくれない子ども
4人も5人も次々ケアしてあげなくちゃいけないのは
けっこうたいへーん!!(ー ー;)
散髪は、
プロにお任せしているママも多いと思いますが、
うちは、子どもの人数が多いので、
もっぱらわたしが切っています。
少々ヘンになっても
子どもは、どーであれカワイイんだから
それもご愛嬌!
気にしません。
先日、
流れ作業で子どもたちの耳かきをしていたら
パートナーが近づいてきて
つぶやきました。
「なんでHISAKOは
子どもたちには自分から“してあげる”って
言うのに、 僕には言ってくれへんの?」
「耳かきもしてくれんし、
爪も切ってくれんし、
鼻毛も切ってくれんし、
眉毛も剃ってくれんやん」
ハァ?????
思わず「ハァ?」て、
ゆーてしまいましたわ!!
大人やろ、
自分のことぐらい自分でやりや。
「世の中のパパはみんな
ママにやってもらってるはずや!
ママは自分から”してあげよっか?”
って、言ってるはずや!」
んなわけないやん。
絶対そんなん、
どこのパパもみんな自分でやってるで。
てゆーか、
鼻毛までわたしの仕事なん?(ー ー;)
自分でやるはず VS やってもらってるはず
バトル開始!
ゴーン!!!
わかったわ。
そこまで言うなら
ばぶばぶで調査してきたる!!!
数日間にわたり、来院されたパパ、ママに
聞きまくったところ
意外な事実が明るみとなりました。
パパたちは、
90%以上がママに耳かきをしてほしいらしい!
ただ、ママが怖いから「やって」と言えない・・・
という気弱な草食系男子も多い模様。(笑)
ママたちは、
「頼まれたらやってあげる」50%
「頼まれてもしたくない!」40%
「どっちかというと、してあげたい」10%
パパたちいわく、
耳かき以前に、
ママの膝まくらが最高なんだそうです。
さらに耳かきでもしてくれたら
うっとり至福なんだとか。
えーーーー
わからん、その心理。
パパたちの心をとりこにする膝まくらって、
そんなに気持ちいいの?
で、実験をしてみました。
パートナーの膝に寝てみる。
結論。
まったく気持ちよくない!
頭の位置が高くなりすぎて疲れるし、
硬いし、ゴツゴツしているし、
とても寝ていられませんでした。
普通に枕で寝るほうがよっぽどいい!
そうか!
男性の膝やから、あかんのや!
そこでさらに実験!
ばぶばぶで
ママたちにご協力いただいて
膝まくらをしてもらいました♪♪
・・・決して怪しい趣味ではなく、
あくまでも純粋な好奇心ゆえの、
知的な探求心ですよ。
(どんな助産院やねんっ)
結論。
うひゃ〜〜〜〜〜〜〜
気持ちええ〜。
やわらか〜い。
あったか〜い。
こりゃイイわ!
くせになりそう(笑)
ばぶばぶでパパたちに聞くと
ほとんどの人が
「ちょっとぽっちゃりしてるぐらいの女性が好き!」
と言います。
適度な弾力と柔らかさに癒されるのだそうです。
うんうん、わかる気がするー。
(どんな助産師やねんっ)
でも、ママたちに聞くと
膝まくらしてあげるのが好きな人は
ほとんどいないことが判明。
「忙しいのにそんなんできん!」
「人間の頭って重いねんで」
「脚、しびれるやん」
「動かれへんの無理!」
アハハ・・・(^^;;
そうやんね〜。
そして、
多くの男性が「してほしい」という耳かき。
耳の中には腎臓や生殖器に繋がっている
迷走神経が通っています。
全身の中でもとくに繊細な神経が通っている部位だからこそ、
信頼できる相手に優しく丁寧に触れてもらうことで
愛情が伝わったり、安心したり
するのかもしれません。
パパは知らず知らず「母性」を求めていて
膝まくらでの耳かきは、
潜在意識の中でお母さんに守られていた
子ども時代を思い出すのかもしれませんね。
男性にとっての膝まくらと耳かきは、
気を許した相手に思う存分甘えることができる
最高の体勢なんだと思います。
でもーーー。
鼻毛まで切ったらな
アカンのやろうか・・・?
うーーーーーーーーん・・・(ー ー;)