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2017.09.06

小学生向少女雑誌がスゴイ!

『ちゃお』『なかよし』『りぼん』
小中学生向け3大少女雑誌です。

懐かしい!
昔、読んでた!

というママも多いかもしれませんね。

今の時代も変わらず、
子どもたちに愛され続けている雑誌たち
ちなみにわたしは『りぼん』派でした。

クラスの友達が、雑誌付録のメモ帳や封筒便箋、
ぽち袋やキャラクターがプリントされた
ビニール製のかわいらしい小袋などを
学校に持って来ているのがうらやましくて!

ときどき応募者全員にもれなくプレゼント!
というような、ちょっと豪華な付録は
ウキウキワクワクが
どうにも止まりませんでした♪

いつの時代にも女子は文房具好き。
漫画そのものへの興味より、
付録欲しさの『りぼん』デビューだったのを
覚えています。

当時、30年前の女の子たちは
『りぼん』派と『なかよし派』にわかれていて、
『ちゃお』は少数派でしたが

今の小学生は
『ちゃお』を読んでいる子が
多いようです。

4年生と3年生の娘2人が好きなのは

『』

子どもたちの間でかなり流行っています。

わたしはテレビを見ないので知らなかったのですが
人気すぎてアニメにもなっているし、
小説にもなっているみたいで
JS(女子小学生)のバイブル的存在らしいです。

主人公の
はなびちゃんと高尾くんは、ともに小学6年生です。

オトナでもない、コドモでもない、
ビミョウなお年頃の小学6年生。

という設定ですが・・・

昭和のおばちゃんといたしましては
ビミョーもなにも、12歳なんて
「子どももエエとこやー!!」思いますが。(^^;;

小学生のくせに、
ひょんなことから2人は付き合うことになります。

そして学校内で
小学生のくせに、
キュンキュンしちゃうできごとが
次々に起こりまくります。

うちのJSたちが夢中になって読んでいるので
JK(女子高生)が
「どれどれ、見せて〜」

流し読みした姉ちゃんは、
ヒャァァ〜〜〜!
カッコエエ〜〜〜〜〜〜!
奇声を発して悶絶してました。(^^;;

「初めてで・・・気回らなくて・・・」

高尾くんの名セリフを
17歳は感情をこめ、イケメンな声で演技。

うそやろー!
1巻で早くもチューするんかいっ!
チューは最終話ちゃうんかいっ!

展開が早すぎて、
もう、いまどきJKでさえ
ついていけない内容です。

こんなん、姉ちゃんの彼氏でも無理。
レベル高すぎ。

ちゅーか、
ばぶばぶに来てるパパたちでさえ
届かないハイレベルなイケメンぷり。
女心、とらえすぎ。

「オレが守りたいと思ってた」
「あんまり男の裏側、バラさないでくれる?」
「こういうの(キス)はオレからしたいし」

はなびちゃんも負けてません。

「今日、一回も触ってくれなくて寂しかった」

ぎゃあああああ〜〜〜〜〜〜!
思ってても、なかなか言えないよ、
そんなこと!(笑)

もう、すべてのセリフが
萌えるねん〜〜〜〜!

オトナ視点で読めば、
正直おもしろい。
(だからベストセラーなんやね)

登場人物が小学生なことを忘れたら
フツーに、

男性からこんなコト、あんなコト
言われてみたいわ〜と思ってしまいます(^^;;
(だからアニメ化されるんやね)

男子も女子も、小学生のくせに
やけに大人でかっこいい・・・
かっこよすぎ〜〜〜!

さて、ここで
ミーハー根性は置いといて
ちょっと真面目に親視点で『12歳』を
分析してみます。

2人が付き合う前、
屋上でリコーダーの練習をしているときに
職場恋愛中の先生同士のキスを目撃して
それに影響された高尾くんが
はなびちゃんにキス・・・
という、初キスのシュチュエーション。

こんなん、大人でもドキドキする
場面じゃないですか?

こういうのを、
いまどきのJSはいとも簡単に
漫画とはいえ、目にしているわけなんですよね・・・。

12歳の女の子の心理

『キスしたら恋人っぽくなれるのかな・・・』
『キスしたら大人なのかな・・・』

カレカノになることに憧れる気持ちは
素敵なことだと思うけど
キスをしたら恋人になれるとか、
キスをしたらオトナっていう
短絡的な考えはとてもとても危険です。

この漫画の設定が
漫画と現実の区別がつけられる高校生なら
いいんですけど、
読むのはまだまだ無知な小学生なんです。

たぶん、ちゃおの漫画を
愛読している小学生のママたちの中には

「こんなのまだ早すぎる!」
「子どもに悪影響だ!」

複雑な心境の人も少なくないのでは
ないでしょうか。

『12歳』には大人のキャラがほとんど登場しません。
大人との関係性が一切ないまま
物語は小学生の登場人物だけで進むんですね。

だから、この漫画を読んだ大人は
なんともいえない違和感を抱くのかも
しれません。

でも、わたしたちが子どもの頃にやっていた
お人形遊びやままごとも、
大人との関係性がない自分たちの架空の世界でした。

わたしが読んでた『りぼん』の連載漫画も
恋愛モノだらけでした。
そしてそこに登場する男の子は
みんなかっこよすぎて、
起こってくるできごとも
現実とは違うということぐらい
小6のわたしでもわかっていました。

いまどきJSが読む漫画の世界は
昔のそれよりはちょっと(いや、かなり)過激ですけど
本質は同じことかなと思います。

インターネットの普及により
だれでもが過激な情報に
アクセスできる時代になりました。
ひとたびネットにつなげば
キスどころの騒ぎじゃないですよね。

中学生ともなると
親の知らないところで監視できない情報も
いっぱい入ってきます。

もちろん子どももバカではないので、
親が嫌がったり不安に思うことを
いちいち報告もしません。

わたしの子ども時代を振り返っても
ネットはなかったけど、
そういうシュチュエーションはいっぱいありました。

これは子どもが成長する過程で
かかせない重要なことという研究結果もあるほど
そうした行動が彼らの心を育てることも
わかってきています。

なので、わたしは
『12歳』を代表する、JS向け漫画自体、
悪いことだとは思いません。

うちの4年生に聞いてみると
やはり、現実の男子と、漫画の中の男子のギャップは
ちゃんとわきまえているようです。

そんなことで影響されるほど
子どもはアホではないかな〜と思います。

例えば、未就学児であっても

男子が戦隊モノを見たあとは
やたらと強くなったようにポーズをキメたり
その世界に入り込んでしまいますが、
数時間もしたら忘れて現実に戻ってますよね。

プリキュアを見た女の子だって
かわいくて強い主人公に憧れるけど、
実際の世界にはいないって、わかってます。

そういった架空の物語の影響よりも
その子を取り巻く現実の環境のほうがずっと
人生に大きな影響を与えると思います。

要するに、
漫画の中身より、『ママの反応』のほうが
子どもに与える影響は大きいです。

親ができるのはどんなときも
正しいことを正しいと教えることだけ。

「漫画を読むな!」
「こんなのまだ早い!」

では、ないと思います。

大人が「読ませたくない」と思うのは、
もしかしたら実は
『子どもに与える影響』とかではなく
心情的に・・・なのかもしれないですね。

普段の生活で分別のある子なら大丈夫です!
今の時代は子どもたちの恋や付き合いたい気持ちは
否定せず受け入れてあげて、

「好きな人を常に支えてあげる」
「絶対に悲しませたらアカン」
「自分を大切にしてほしい」
「自分で考えて行動してね」

性知識うんぬんより
正しい愛の形を教えること

読むことを規制するよりも、
そういう漫画や世の中と、どういうふうに
付き合っていくかを教えてあげることが大事ですね。

子どもは外の世界でたくさんのことを学び
吸収していきます。
知ったことを善とするか悪とするかは本人次第。
漫画で得た知識や感動を糧にできる子に
なってくれたらそれはそれで最高やん?

『12歳』
よかったらぜひ読んでみてください。
来るべきときに備えて
免疫をつけておきましょう!

イマドキ6年生は
もう「付き合ってる」子たちもいる時代です。

JSたちは、こういうのを読んで
ドキドキキュンキュンしてるんだ、
こういうのが女の子のハートを
つかむんだ、ということを知っておくだけでも、
親としての実りになると思います。

今の時代、簡単に小学生の子どもたちが
目にできる環境であることを知る・・・

いずれ訪れる子どもの成長に向けて
心の準備ができると思いますよ。

『12歳』を読んだうちのJK(17歳)

「おまえら、口先だけの「君を守る」「好きだ」に
騙されるような女になったらあかんぞ!
男は言いおるで、簡単に!」

JS(10歳・9歳)の返答

「ほんまソレやでな」

この会話を聞いてる以上、
思った以上に子どもは賢い!
ある意味『12歳』のカップル以上に
オトナな会話です。

見くびったらあかんなぁ・・・

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