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2017.11.08

RSウイルス感染

すっかり秋になりました。
ばぶばぶの緑いっぱいのエントランスの木々が
美しく紅葉し、ハラハラと散り始めています。

わたしは起毛のスウェット上下に、
フリース2枚をかぶって寝ていますが、
子どもは大人には理解できない格好をしています。
「長袖パジャマで寝てよ」って何度言っても
「暑い」いまだにTシャツで
寝ている我が家の小学生たちです。

保育園児たちはママの一存で(無理やり?)
長袖を着せていますが、
掛布団はかけてもかけても蹴り倒す〜!!!

寒くないんかなぁ・・・
寒くないんやろなぁ・・・
人間、寒いと寝れんもんなぁ。
寝れるってことは、蹴り倒すってことは
寒くないんやんなぁ〜。
意味わからんなぁ。

寒くなってくると、子どもが風邪を引かないか心配・・・
そんなママたちの声が聞こえてきます。

寒くなってきたからなのか、
夜中の、着せる着せないバトルのせいなのか・・・

先週末からわたしは
なかなかヨレヨレな毎日を送っています。

末っ子、ととちゃんがRSウイルス感染症で入院。
24時間付き添い必須だけど、
家にはたくさんの子どもたちが待っています。
わぁぁぁ〜〜〜〜どうすんの?!
てんやわんやです。

RSとは「Respiratory Syncytial」
『呼吸器の合胞体』の略です。

横文字並べ立てられると、なんかそれだけで
どえらい病気みたいに感じられて
恐ろしくなってしまいますが、

誰しも今までに何度も罹っているはずの
どこにでもある感染症で
発熱、鼻水、一般的な症状に加え、
乾いた咳が特徴的ないわゆる咳の風邪です。
(成長すると熱さえ出ないこともあります)

2歳以上になると感染しても
風邪っぽいな〜ぐらいの軽症で終わりますが
赤ちゃんが初感染すると重症化してしまうことがあり、
喉の奥の限局した炎症が、あっという間に気管支に拡がり
次第に下部に拡がって、気管支炎→細気管支炎→肺炎
呼吸困難などの重篤な症状を引き起こすことがあります。

ととちゃんは、現在1歳1ヶ月。
高熱と鼻水から始まり
熱は2日で下がったので
もう大丈夫かな?と思っていたら

その翌日から熱が再燃。
みるみる呼吸が浅くなり、数が増え、
ゼーゼーという喘鳴とともに痰が絡んだ咳
ぐったりと目の輝きが消えました。

普段はよほどのことがないかぎり
少々の風邪は自然治癒。
小児科のお世話にはなりませんが

これはあかんヤツやな、と思ったので
祝日でしたが救急へ。
思ったとおりRSウイルス陽性で
そのまま入院となりました。

呼吸器官に炎症があるために肺に酸素が入らず、
高い山の上で生活しているような状態は
小さな身体でさぞかししんどかっただろうと思います。

酸素チューブを固定して肺へのair入りを確保、
ミルクはそれなりに飲めていたけど
高熱と多呼吸で体内の水分がどんどん出ていくので
極度の脱水を起こしていました。
電解質補液と抗生剤点滴。
喘息も疑って、ステロイド投与。
鎮咳去痰薬と気管支拡張薬による吸入。
1日何度も鼻汁吸引。←毎回号泣!!

入院から1週間、ようやく笑顔が戻ってきましたが、
酸素チューブを外すと体内に取り入れる酸素が減ってしまい、
とくに眠ると酸素飽和度が落ちて
無呼吸発作が出ても怖いので
まだ酸素投与が手放せません。

なにせ、入院したのが祝日だったので、
ばぶばぶから車で1時間半強もかかる遠い病院で、
会いに行くにもなかなかたいへんです。

仕事をちょっと早めに切り上げさせていただいて
(夕方の予約が取れなくなっていたと思います。
すみませんでした〜)

この1週間、毎日ととちゃんのところに走り、
保育園と学童のお迎えにギリギリ間に合うように
ダッシュで帰り、

子どもたちのお風呂入れ、食事、
付き添いしてくれているパートナーの
朝昼晩の3食分を作り、タッパーに詰め、
(トレーニング中につき、糖質オフの食事)

掃除と洗濯とみんなのごはんとお弁当と、
小学生の宿題と、保育園の準備と
送り迎えと、仕事と!!

普段、家事は彼と分業してやっていても
やることだらけなのですが、
なんかもう〜〜〜!!
ボケてる暇がない感じです。

それにしても、母子家庭ってほんまにたいへん・・・
改めて、思い知っています。
シングルで子どもを育てているママさんたちを
心から尊敬、応援したい気持ちになりました。
母は強し。いつもがんばってくれて
本当に本当にありがとう!!

さて、そんなRSウイルスですが、
保育園など施設内流行は避けられません。
家族内感染も高い率で起きます。
飛沫や接触で感染するので、なるべく風邪を引いている
人には近づかないことが一番の予防策だけど、
それって生活する上で現実的じゃないですよね・・・。

こういう風邪があるってこと、
小さい子どもがいらっしゃるママは
頭に入れておいてくださいね。

水分が摂れていて、鼻水やちょっとした咳、熱ぐらいなら
慌てる必要はありません。
ただ、ととちゃんのように
努力性のゼーゼーした多呼吸が見られたときは
まず気管支炎を疑っていいと思います。
夜間や祝日であっても受診するようにしてください。

でもね。
地球上に生まれた限りは、
いろんな雑菌と共存する運命なんです。

罹るときは罹る!
諦めよう!

ハハハハ〜〜〜〜!!!(壊)

ととちゃん、あと数日で
退院できる(はず)と思います。

がんばるぞーーー!

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