体重増えない3人目あるある
第1子、第2子
2人とも女の子、入院中から完全母乳育児でした。
第2子は38wで2286gの低出生体重児だったにも関わらず
おっぱいを飲むのがとても上手な子で
授乳で苦労した記憶がないそうです。
第3子、女の子。
妊娠38w2dで出生。
体重2540g。
退院時は2480g。
まだ出生時体重に戻っておらず
産院からは、
「直母のあと搾乳したものを飲めるだけ飲ませて」
という指導でした。
でも、上2人が完母で行けたので、
今回も同じようにおっぱいだけで大丈夫だろうと
ママは搾母の補足をしていませんでした。
生後14日目の2週間健診。
2596g(12.8g増/日)しかありませんでした。
健診後、慌てて搾乳してみたら
両方で40ccしか取れませんでした。
おしっこうんちは問題なく出ています。
おっぱいも、3時間経つとそれなりに張りますが、
そういえばここ数日、
なんとなくおっぱいの張りは落ち着いてきていて
分泌量は減っているように感じていました。
(体重が増えてないってことは
あんまり飲めてなかったんでしょうね〜( ;∀;))
3人目にして、こんなこと初!!
どーゆうこっちゃ!!
ビックリして生後15日目
ばぶばぶに駆け込んだそうです。
実はこのパターン、
3人目あるある、なんです。
よーく話を聞いていくと、
「3人目は空気を読んであまり泣かない」
「3人目は育てやすい」
よく寝てくれる子で、
5歳と3歳のお姉ちゃんたちが
ワシャワシャしているときは空気を読んでか
赤ちゃんは静かに寝ていてくれるとのこと。
夜中もずっと寝てるから
起こしてまで授乳はしていなかった、と。
そうなんです!!
ママは、赤ちゃんがよく眠ってくれることをいいことに、
泣いた時だけ授乳をしていたそうです。
ということは、赤ちゃんが長時間寝てたら、
4時間も5時間も授乳間隔が空くことが
しょっちゅうあった・・・のですね〜。
○女の子であること。
○予定日より2週間近く早い妊娠38wで出生したこと。
○体重2540gと小さめだったこと。
おっぱいを吸うスタミナがなく
寝てばかりになる要因が3つもありました。
こういう子は、ほっとくと
本当にずーーーっと寝てることがあるから。
3時間以上は授乳間隔を開けないように
起こしてでも飲ませないと
体重は増えないんですよ。
3人目の赤ちゃん。
ママも忙しいのはよくわかります。
赤ちゃんのことばかりに気を配っていられない
様子が目に浮かびます。
授乳開始した途端に
3歳児は「喉乾いた〜」「ママ、見てー!」
とか言うんだよねぇ・・・。d( ̄  ̄)
飲ませ始めて10秒で、
「ちょっと待ってね」と授乳中断、上の子のところへ・・・
ということも、多々ありますね。
で、『ちょっと』って、どんだけーーーー!!
というほど待たされて、
結局赤ちゃんフテ寝。
またしても授乳タイムタイミング逃す負のループ。
そりゃ体重増えなくて当たり前ですね。
赤ちゃんの体重増加率は少ないけれど、
退院時より確実に増えているし、
おそらく体重増加不良の原因は
授乳回数の確保ができていなかったことが
原因ではないかと思われます。
忙しいのは承知ですが、
赤ちゃんとのおっぱいタイムをしっかり取るように
アドバイスさせていただきました。
おっぱいの張りがおさまり、
搾乳量があまり取れないのは、
もちろん赤ちゃんの吸いが弱く刺激がなかったのも
理由の一つかもしれませんが、
経産婦のおっぱいは、初産婦のおっぱいより
軌道に乗るのが早いので、
一般的に早期に無駄に張らなくなります。
タンクにむやみやたらに母乳を溜め込むことがないので
搾乳してもあまり量は取れません。
でも、吸われたら出る!!
3人目のおっぱいとは、そういうものです。
それから。
上の子たちがとても飲むのが上手な赤ちゃんだったからといって、
次の赤ちゃんも同じように上手だとは限りません。
子どもはみんな、兄弟でもそれぞれに個性があるので、
「みんな同じはず」「経験がすべて」という
先入観を捨てて、『3人目の赤ちゃんの個性』に目を向けて、
授乳方法を工夫してみることをお勧めしました。
ばぶばぶ再診1週間後です。
きっと、赤ちゃんの体重増加度は
増していることと思います。
楽しみです♪