インフルエンザ
今シーズンもインフルエンザ発症の話を
耳にすることが増えてきました。
12月の初旬には、冬とは思えないほど暑い日がありました。
25℃って・・・地球、どうなってる?
大阪でもTシャツ一枚で歩いている人を
たくさん見かけました。
そこから一転、
翌週には最高気温ひとケタという寒波がやってきて、
なんだかもう、身体がついていきません。
ばぶばぶの近くの小学校では
早くも学級閉鎖です。
わたしは昔、
クラスで一番にインフルエンザにかかるような子でした。
でも中学1年生のときの感染を最後に、
以後30年間、インフルエンザにかかったことがありません。
わが家は子だくさんなので、
毎年、家庭内感染で同時発症インフルエンザ患者が数名出たかと思うと
次々に感染していき、あ~あ・・・な事態になるのですが、
なぜかわたしだけ、こんなに密接に看病していても
うんともすんとも・・・??
ノロウイルスなども同様で、
子どもたちが吐いてる横で、
ケロっとしてます。
潜伏期間を過ぎても
やっぱりごはんがおいしい〜!
胃腸は絶好調♪
もはや最近は、
「うつったらどうしよう・・・」
とさえも、思わなくなりました。
念のため看病するときはマスクは着用するように
していますが、
うつる気がしない。(笑)
旦那さんには「HISAKOは人間じゃない」と言われ
バケモノ扱いされてるようで心外でしたが、
案外そうなのかもしれんと思う、今日この頃・・・
特別な免疫でも持ってるのかなぁ・・・?
それとも人間のふりをした
宇宙人か・・・ふふっ (☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
ばぶばぶでも冬になると
乳腺炎をインフルエンザと間違えて
内科へ飛び込むママが増えます。
乳腺炎の発症の仕方が、
インフルエンザにそっくりなんですよね。
いきなり襲ってくる、悪寒、戦慄。
寒気はハンパなく、全身の関節痛、そして
風邪ではここまでならんやろ、というレベルの
モーレツな高熱。
まぁ、季節を考えると
まず頭によぎるのは「インフルエンザ?!」
ですよね。
しこりや痛み、腫れ、赤ちゃんが嫌がって飲まないなど、
おっぱいにいつもと違う違和感があれば、
インフルエンザの前に乳腺炎を疑いましょう。
インフルでおっぱいは痛くならないからね。
ところで、
インフルエンザは、なぜ「インフルエンザ」というか
ご存知でしょうか。
16世紀のイタリア。
当時はまだ「流行する病気が細菌やウイルスによって起きる」という
概念が確立していませんでした。
毎年、冬になると流行して、暖かくなるころ
自然に終息することから、
太陽、月、地球の位置関係だったり、
冬の寒さなどの影響で、
空気になにか好ましくないモノが紛れ込んで
病気が流行するのではないか
という考え方が一般的だったそうです。
悪霊とか、邪気とか霊魂とか、
科学で解明できない類、目に見えない毒気みたいなものが
天体の影響で出現して病気を呼び込むということから
「影響」を意味するラテン語にちなんで、
インフルエンザと名付けたそうです。
その後、ずいぶん経ってから
病気の原因となる細菌の存在が解明され、
20世紀になってやっと、
細菌よりもっと小さいウイルスが発見されます。
こうして、インフルエンザは
ウイルスが原因で起こる病気だということが
断定されることになりました。
感染症は決して
悪霊の仕業ではないけれど、
空気の乾燥の「影響」だったり
飛沫・接触の「影響」だったり、
「影響」っていうネーミングは
あながち間違いではないかもですね〜。
年末年始は内科も小児科も休診だからね。
そこだけは上手にはずして
要領よく(?)
インフルエンザになってくださいね(笑)