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2018.12.21

クソでファンキー!強いママ!

「出産してから自分は弱くなりました。
ちょっとしたことに不安が押し寄せてきて
自信を持って決断することができなくなってしまいました」

ばぶばぶで、よくママたちから聞く言葉です。

4歳と1歳、2児のママは

「出産するまでは人がどう思おうと
『自分は自分』と思っていました。
でも、ママになってから
必要以上に世間体が気になって、
叱らなくてもいいようなことまで
上の子に怒鳴りつけてしまう
ことが毎日のようにあって
子育てに行き詰まっています・・・もっと強くなりたい」

と語ってくれました。

自分の弱さを認めるのは、とても勇気のいることですね。
認めた途端、周囲の目ばかりが気になって、
ますます自分を変えられなくなってしまいます。

「強いママ」って
なんでしょうか。
子育ては思い通りにいかないことの連続ですね。
ため息が出ること数知れず。

だけど何があっても
365日やめることはできなくて、
どんなに辛くても現実を見据えて
ひたすらやるしかないので
限界まで追い込まれてしまうことだって当然あります。

今、自分に与えられた環境のなかで
できることを継続して続けていくことの勇気と覚悟。

挑戦していく過程で少しずつ強く・・・
子どもとの毎日を継続していくなかで
気づけば強く・・・

「強いママ」は時間をかけ自然に
作られていくものだと思います。

子育てはみんながやってることで、
落ち着いて考えれば、自分にもできないわけがないのですが、
覚悟の力で一日も休まず淡々と継続していくことは
そんなに簡単ではありません。

だから、最初から高度な結果を求めないで
小さなことでいいからコツコツと積み重ねていきましょう!

積み重ねるのは決して、
正しいこと、効率的なことだけではないですよ。
やってみて、失敗だと気づいたり、修正したり、
子育てのプラス面もマイナス面も
その両方を体験すること、
ママとしての学びを積み重ねていくこと。
ものごとの両面を知るのが大事だと思います。

わたしはママになって20年ですが、
いまだに失敗の連続、「できたママ」なんて雲の上の話です。

昔は自分に自信がなくて
他のママが
みんな凄い人に見えた時期もありました。
いちいち周囲の子育て方針に影響され
「わたしの子育て」の軸はどこ?
ブレまくり、グラグラになってばかりでした。

40代になって、ママ歴も長くなり、
さまざまな個性を持った子どもたちと関わっていく中で、
ようやく本当の意味で
「わたしはわたしでええんやな〜」
自分を肯定できるようになってきたように思います。

自分を認めることは、子どもを認めることにつながり、
そしてその強さは子どもの心へと伝わり
受け継がれていくはずです。
すると自然に次への新たなチャレンジが
できるようになるから不思議!

「出産してから弱くなった」
多くのママがそう言うけれど
わたしは思うんです。

本当に「強いママ」は
自分よりも絶対的に弱いものを見ると
愛しさと同時に、
恐怖すら感じます。

無抵抗の赤ちゃん
清純無垢な子どもたち

コワイって感じるのは
あなたの心が弱いからじゃありません。

はかないものに対して
自分の力を誇張できないのは
あなたが思い遣りや愛を知っているゆえの
強さなんですよ。

強さを求めると強くなるほど、
同時に弱くもろくなります。

強さという魔力に魅入られ、
飲み込まれてしまったらあかんねん!
自分の弱さを知り
素直にそれを受け入れられる人こそが強いんやで!

本当に強い人はそもそも
「強さ」なんか
眼中にもないのかもしれないって思います。

強くなることと反比例するように
ママは弱くてもいいんです!
いくつもの小さな成功の積み重ねが
日々のなかにたくさん転がっていて、
いいことのなかにもデメリットがあり
わるいことにもメリットがあるんです。

子育てで悩むことは強くなるチャンスだし、
うまくいったときに
「あの苦悩のおかげで自分は強くなれた」
と言えたら素敵ですよね!

自分の弱さを素直に認められて、
それを克服するために
ポジティブに努力することができるママは
人の強さ、弱さ
両方をちゃんと知っています。

弱さを知らない強さは見せかけの強さですよ。
それってたぶん
すごくもろい…。

周囲の目を必要以上に気にする人は
ものごとを自分の価値観で判断するのではなく、
周囲の価値観によって判断してしまうので
自分を変えようにも変えられなくなっちゃうんです。

裸の自分を知られることは
無防備になることなので
恐ろしいけど
いったんさらけ出してしまうと
あとはもう、
隠す努力がいらないよ〜!(笑)
生き方のすべてが、
以前とは比べものにならないほど楽になります。

たとえやる気は十分でも、
方法は経験を通して身についていくものなので、
気持ちだけがいくら先行しても
全体としてのバランスがとれずうまくいきません。

だからなにごとも小さなことから練習して
次第に大きなことにチャレンジしていきましょう!

小さなことが達成できたことで
ささやかな満足感を得てみましょう!

小さなこと・些細なことをもっと大切に。
それは気が小さいと言うことではなくて
なにごとにも気配りができるということ。
気配りができるということは
気の小さな人にはできないことです。
苦労を苦労と思えなくなってくれば
強くなってきた証拠です。

大学生の娘に言われました。

「ママは母親としてはクソやけど
人間としてはファンキー!」

それ、褒めてくれてるのか
けなしてくれてるのかどっち・・・?( ;∀;)
少なくとも、いわゆる理想的な母親像ではない
ということを遠回しに言われているような気がします。

クソって調べてみると
『最低でくだらない。あか抜けせずにガサツ。
低レベルでどうしようもない』

ファンキーって調べてみると
『ソウルフルでたくましく突進すること。
情緒不安定、烈火のごとくヒステリック』

おーーーーーーっと。
褒め言葉のようで、けなされ言葉のようで
微妙なニュアンスです!
うまいこと表現するなぁ〜娘!

でも、わたしは今、
そんなクソでファンキーな自分が好きです。

一生懸命やってきたもん。
結果はどうあれ、それがすべてや。

少しずつ慌てることなく
地道な子育てのなかで
肩ひじ張らず自然に自然に・・・

クソでファンキーで強いママに
あなたもいつか、なってくださいね♪

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