マシュマロ開発ものがたり

妊娠出産すると肌質が変化したり
以前より敏感になったという人は
珍しくありません。

ママのしなやかなお肌を保つため そして大切な赤ちゃんの柔肌を健やかに守るため わたしたちは日常的に さまざまな保湿ケア用品のお世話になっています。

妊婦さんから 「おなかの皮膚が乾燥してカサつく」 と訴えがあれば 妊娠線のマッサージクリームを紹介し

赤ちゃんのママから 「乳児特有の肌荒れがひどくて」 と訴えがあれば

それに効果がありそうだと思われる 保湿ケアの情報提供を行い、

場合によっては 皮膚科や小児科の受診を勧め、 処方された保湿剤やステロイドについての補足説明。

赤ちゃんの肌 妊娠線予防 会陰マッサージ 乳頭トラブル ママの基礎化粧品・・・

それぞれの訴えに合わせた複数の保湿ケア用品を 用途別にアドバイスしてきました。

あるとき、 保湿ケア用品の使い分けは ママたちにとって果たして本当に 最適だと言えるのだろうか・・・？

ふと、思ったのです。

ただでさえ子育てに追われて ママたちは忙しい日々を送っているのに

「あれ用」「それ用」って いちいち非効率で面倒です。

考えてみれば どのような用途でも 使う対象は「人の肌」であり、 乾燥しないように一定の湿度（うるおい）を 保つことで外的刺激から守ってあげることが大切なのだと 気づきました。

ベビーマッサージ 会陰マッサージ、乳房ケアなど 保湿剤を使用して肌をマッサージすることで 血流促進効果を期待したり、

赤ちゃんの便秘対策である肛門綿棒刺激や セックスの際に滑りをよくすることで 痛みを防ぎ、肌を傷つけないように守る用途など

結局のところ保湿ケア用品の目的は どんな場合にもほぼ同じです。

「うるおうことで肌を守る」

ここに集約されるのです！

老若男女、赤ちゃんからお年寄りまで さまざまな用途に分け隔てなく使える 多機能な保湿ケア用品って ないのかなぁ・・・

いろいろ調べてみるものの 納得できるものはイマイチ見つからず・・・

選ぶなら肌への刺激になる 人工化学物質などの含有が極力ないものに こだわりたいですよね。

だったらいっそのこと みんなに胸を張っておすすめできるものを オリジナルで作っちゃえ！

2013年の秋 そんなわたしの思いつきから ばぶばぶモイスチャージェル『マシュマロ』の 開発がスタートしました。

試行錯誤の末、 2000年もの間、海の奥底を循環し、 表層の海水と混じり合うことがない 久米島の海洋深層水に出会いました。

知れば知るほど、 そのクリアな水の持つ偉大な力に惚れ込み マシュマロの主要原料に決定しました。

ばぶばぶに通院されているたくさんのママたちに 協力をしてもらい、試作品の 評価や感想を何度もいただきました。

それをもとに妥協することなく検討、改善を繰り返し、 深層水をベースに沖縄の天然由来成分を配合した 保湿ジェル作りが進んで行きました。

使用感は個人差があると思いますが ベタベタせずサラっと伸びがよくて しばらくすると肌がしっとりもっちりするのを 実感できるという声が多いです。

無香料で人工的な香りがないので 匂いに敏感な妊婦さんや、赤ちゃんにもストレスがありません。

ママの肌、赤ちゃんの肌、 どちらもずっと触れていたくなるような いい匂いのふわふわマシュマロみたいに なりますように・・・

そんな願いをこめて 商品名はポルトガル語で『marshmallow』

『マシュマロ』 に決まりました。

容器のラベルは、 画家　植田志保さんが マシュマロ、ポメロを小さな「まる」の中に 繊細な水彩画で表現してくださいました。

ばぶばぶコンセプトテーマ 「まる」

ママの 温かい「まぁるい」おっぱい。

赤ちゃんの ふんわり「まぁるい」からだ。

みんなが集う 「まぁるい」こころ。

「まぁるく」つながっていく いのち。

ばぶばぶは、エントランスの門も玄関の床も 日本庭の石垣の御影石も 建具も診察スペースも衝立にも

「まぁるい」イメージを 至るところにさりげなく 散りばめています。

「まる」っていう図形からは 優しくて角のない、 ほんわか暖かで平和なイメージが膨らみます。

マシュマロには、 お風呂上がりのリラックスを促す寒色をチョイス。

藍・蒼色は 深い海の色

深い胎内のいのちの源になる色です。

怒りなどの激しい感情を鎮め おだやかな心に 導いてくれるといわれています。

同じ海なのに、 場所によって、時間によって 色が異なって見えるように

細い色の変化は わたしたちの目を釘付けにし、 心を動かします。

いのちを育むミネラルたっぷりの 海洋深層水。

子どもを想うママの愛。 家族が幸せを願う気持ち。

揺るぎない強い想いの中に 迷ったり葛藤しながら一歩ずつ進んでいく ママの波長を 見事な寒色グラデーションが 魅せてくれています。

仕上げに 助産師HISAKOから

ママと赤ちゃん、そしてマシュマロを 選んでくださる家族へのメッセージを添えました。

With this gel, your baby’s skin feels so soft like marshmallow. You wanna keep touching the lovely skin. This gel gently wraps mama & her baby’s rapport just like delicious sweets do.

『ずっと触れていたいマシュマロ肌は ママとベビーの時間を 甘いスイーツみたいに 優しく包み込んでくれるよ』

こうして1年6ヶ月の歳月をかけて ようやく納得のいく理想の保湿ジェルが 完成したのでした！