卒乳したけど・・・おっぱい、たまにくわえさせたい、ダメですか?
授乳現在進行形の子どもたちは
おっぱいが好きです。
生命維持のための栄養としてのおっぱい。
同時に心の安定剤。
悲しいとき。寂しいとき。痛かったとき。
眠いとき。怒られたとき。
心がズーンと落ちたとき、
おっぱいさえくわえれば、
嫌なことをすべてなかったことにできてしまう最強のツール
それがママのおっぱいです。
おっぱい好きは
子どもたちだけではありませんね。
パパたちも
おっぱいが好きですね~。
ママたちにとっても
おっぱいには特別感があるようです。
みんなにとって
「なんか気になる・・・」
それがおっぱいの魅力なのかもしれません!
なんで、こんなに惹かれ、
執着するのでしょう。
先日、ばぶばぶに遊びに来ていた
5歳の女の子は
「ママのおっぱい
ふわふわやから好きやねん~♡」
と言ってました。
おっぱいって柔らかいですよね。
柔らかいものや丸いもの、
温かいものって、ほっこりします。
ばぶばぶでいろんなママと話していても
女性の胸は綺麗だから
見てて幸せな気分になれるという意見は多いです。
男の子たちは3~4歳ぐらいまでは
母性としての「おっぱい」を求め、
それ以後は少しずつ性的対象としての「おっぱい」として
幼い頃とはまた違った視点からの
「好き♡」の感覚が芽生えていくようで、
おもしろいなぁと思います。
結論として
おっぱいは老若男女問わず、みんなにとっての
癒しとなり、それを嫌いだという人は
まずいないんじゃないかな。
母乳を飲むことを卒業したあとも
やっぱり彼らはおっぱいが好き。
おっぱいを見つけるとニタァ~嬉しそうに笑って
触ったりつまんだり、おっぱいの谷間に
顔をうずめてみたり。
そこには底はかとない、
癒しのパワーが宿っているのでしょうね。
「卒乳して1ヶ月経ったけど
今ごろになってくわえたがるんです。
やっぱりダメですよね・・・?」
というご相談をよく受けます。
やめたけど・・・
くわえるだけ。飲まないならいいかな?
ママの気持ちもわかります。
卒乳(断乳)したら、
子どもはだいたい2週間で
吸い方(おっぱいを飲むためだけの特有の舌遣い)を
忘れてしまいます。
飲まなくなって1ヶ月以上も経過していれば
もしも再びくわえたとしても
あれ・・・?
どうやるんやったっけ・・・?
今までどうやって飲んでいたっけな?
子どもは照れ笑いして口を離すと思います。
赤ちゃん特有の舌の遣い方をされることがなければ
乳腺が「母乳再開や!」と再起動することは考えにくく
せっかくやめた授乳生活が再開してしまう
ということはありません。
そもそも、卒乳後の子どもは、
母乳が欲しいわけじゃないんですよね。
ただ、癒しとして、
おっぱいをくわえて安心する、
ママが自分を受け入れてくれる、
愛されてる実感ツールが
欲しいだけなんです。
ただ、
卒乳後におっぱいをくわえることを安易に許してしまえば、
「母乳を飲む」ことはないものの、
『くわえて安心』が癖になり、
せっかく卒乳したのに
退行現象のようになって、子どもがおっぱいに執着してしまい
ママがかえって大変になるというケースもあるので
卒乳後の子どもがおっぱいをくわえたいと要求してきても
それには従わないほうがいいんじゃないかと思います。
飲んでいるときのわが子の表情、
ぬくもり、匂い・・・
いざ、おっぱい終了となると
授乳していたあの頃のことを懐かしく思い返し、
このまま終わってしまうのが寂しいと
成長しようとする子どもの足を引っ張ってしまいそういなるけれど
おっぱいの卒業は、
子どもにとっても、ママにとっても
ひとつの登竜門だから。
2人とも、これを機会に成長するんだから!
過去の栄光にいつまでも縛りつけられずに
明るく前を向いて!
「バイバイしたよね!
一緒にバージョンアップしようね!」
と、笑顔で抱きしめてあげてくださいね。