HISAKOブログHISAKOブログ
2019.03.21

(4)助産院ばぶばぶ 移転します!

子どもの「知りたい」は経験から生まれます。
子どもが疑問に思うことが身の回りに溢れているか。

そして、そのときに親がそばにいて
もっと知りたいと思う気持ちが引き出せるような
問いかけや答えをしてあげられるか。

自分に正直に、社会に流されずに生きる
シンプルな環境を求めた結果、
旦那さんとわたしのしたい暮らしは
確実に、都会よりも田舎の方が合っていると
結論づきました。

子どもたちには、
なんとなく周りの環境に流されて勉強するよりも
思いっきり大自然の中を
誰にも気兼ねすることなく走り回ってほしい。

異年齢どうしで遊んだり、喧嘩したりしながら
たくましく育ってほしい。

田舎に引っ越したタイミングで、

テレビをやめました。
ゲームは家にありません。
スマホも高校生まで持たすつもりはありません。
休みの日のおでかけで
ショッピングモールに行くことは
まったくなくなりました。

子どもは、刺激がないところでは
自分で刺激を求めて活動します。

暇だから、本を読み、勉強し、
外で遊び、友達を作ります。

休みの日には家族みんなで畑をしたり、
海や山や川、
自然の中でピクニックを楽しんでいます。

もちろん、
こういうことは都会でもできるのですが、
都会だと「なかなかしないこと」だと思うんです。

新しいお店ができたら
とりあえず行かないといけない気がして・・・

もったいない時間の使い方をしていたなぁと
思います。

上の子たちは、
中学3年生になったら塾。
受験勉強をして高校進学、
大学進学・・・という普通の生き方をさせました。

「なんで塾に行くの?」

だってみんな行ってるから。
それが当たり前だから。
受験生だから。

それがいけないということではなく
ただ、受験勉強に左右された人生設計が
もったいないなぁ・・・という気がするのです。

「当たり前やから行く」
って、なんなんやろなぁ・・・?

やりたくないことでも、
やらなくてはいけないときに
やり遂げるバイタリティーを育むという意味では
受験勉強は必要かもしれません。

でも、『生きていく力を育む』ことに
ポイントを絞って考えてみると

上の子チームを型にはめて育ててきて
受験勉強は将来的に万能ではないということを
痛感しました。

成功・不成功体験で
人としての優劣を評価をされちゃうのも
なんだか違う気がするのです。

本人がその気になったときには、
勉強したい子は勝手に勉強します。

というか、そういう子どもでないと
勉強でがんばっていくことは難しいというのが
わたしの経験的教訓です。

実際、うちの上の子たちを振り返ってみると
本人のやる気スイッチが入っていないときに
無理やり塾に通わせた子は
お金ばっかりかかって、ほぼ無意味でした。

「勉強しよう」と自分で思った子は、
逆に、ろくに塾なんか行かなくても
進学校に進みました。

つまり、親が仕向けようとしたところで
そんなの親のエゴでしかないんですね。

今は、ネットでもなんでも学べる時代です。
勉強したいと思ったときに、
その勉強をサポートすることは、
地方だろうが都会だろうが大差はありません。

親が子どもにしてあげられることは、
「勉強したい」と思える子に
育てることができるかどうか、だと思います。

というか、そもそも「勉強したい」って
必要なんかなぁ?とも思うけど。

いい高校、いい大学、いい就職のための
受験勉強ではなくて、

自分の興味のあることを子ども自身が見つけ、
それをとことん突き詰め、深めていけるような
粘り強いモチベーション。

そして、そのガッツに、
楽しい!が見出せることこそが
「勉強したい」の本質なのです。

2年前、
鹿児島と沖縄のちょうど真ん中にある
子だくさんの島、徳之島に滞在したことがあります。

島じゅうの小中学校で『いのちの授業』
保健センターでの『子育て講演』などさせていただき、
うちの子どもたちは1週間
現地の小学校、保育園に通わせてもらいました。

徳之島には、
さとうきび畑とエメラルドグリーンの海しかありません。

なんにもない場所で、
子どもたちはあっという間に島の子と仲良くなり
学校から帰ったあと暗くなるまで
ずっと浜辺で遊んでいました。

都会なら、

おもちゃがないと遊べない。
スマホがないと暇。
youtubeで時間つぶし。
テレビはつけっぱなし。
ゲームが命。

でも、大自然を前にすると
子どもは本当にすごい力を発揮します!

何にもないのに
退屈することなんか一切なくて、

さまざまな遊びを考え、工夫し、方言の壁も越え、
砂だの岩だの貝だのサンゴだの、
そこにあるものでイキイキと遊び続けていました。

教育において、「何もない」っていうのは
一番大事なことなのかもしれないと
そのとき思いました。

都会はパーフェクトになんでもあります。
だいたいのものは手に入ります。
だから、休みの日になると家族サービスという名目で
どこかに(ショッピングモールやな・・・)に
出かけなくちゃいけなくなる。

自然と共存すれば勝手に健康児になったり
頭のいい子に育つわけではないけれど

自然という環境で育つことは、
自身の体を使って経験できる機会を
多く与えることができるという意味で
かけがえのないものになると思います。

子どもにとって
親の道しるべは必要。
だけど、親が決めつけた進路は
将来的には事故の元になってしまうことも
あるかもしれません。

AI時代の到来で、
今の仕事の大半がなくなっていくだろうとも
言われています。

「勉強しないと将来困る」
といって子育てをして、勉強ばかりしていたことが
将来的に足を引っ張っることもあるかもしれないのです。

時代は移り変わりとともに
親も世間の常識にとらわれずに
子どもを信じ子育てに取り組む柔軟性が必要でしょう。

お金をかけて、
いい学校、塾に通わせるだけじゃ
足りない時代が来ていると思います。

勉強も大事だけど、それ同等、それ以上に
「どんな経験を積み重ねていくか?」

子どもの個性を育むことは、すなわち
『生きていく力』を育むことにつながると思います。

わたしの考える、子育てで大切なこと。

将来どんな生き方をしても、
笑顔で前向きに、すべてのものに感謝して
チャレンジ精神を失わず、
堂々と胸を張って生きていける、

そんな人になってほしいのです。

わたしたちは
自然の持つ偉大な力をよく知っているけど、

いつもあたりまえにそこに存在するから
つい、そのありがたさに感謝することもなく
日常生活でのストレスや疲れを抱えたまま
あれこれと悩んでしまいます。

深く呼吸をして、ただ呼吸を感じていると
空気があることに感動し、感謝します。

静かに目を閉じ、耳をすませてみると
清らかな水の音が聞こえ、
水があることに感動し、感謝します。

太陽の光に
あたたかさ、やさしさを感じ
いつも光を与えてくれてもらえることに気づき、
感動し、感謝します。

そんなささやかなことを
味わう時間をたくさん持たせてあげたくて。

よ〜し、行くぞ!
沖縄移住を決めました!

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