乳児湿疹のかゆみが酷い時はどうすればいい?対策と予防法を解説
こんにちは。助産師HISAKOです。
窓から差し込むやわらかな日差しを浴びながら、赤ちゃんのすべすべ肌を愛でる・・・。そんな幸せな時間を、憎き乳児湿疹にじゃまされていませんか?
乳児湿疹は見た目に痛々しいのはもちろんですが、赤ちゃんがかゆみと必死に戦っている姿は胸が痛みますよね。どうにかして1秒でも早くかゆみの苦痛から解放してあげたい!
乳児湿疹はどんなときにかゆくなるのか?
かゆいときの対処法、予防法は?
「かわいそう・・」なんて、くよくよしてる場合ではありませんよ!正しい知識をもって効率よく、「かゆみ」という名のやっかい者に立ち向かうぞ、オー!
乳児湿疹とは?かゆみはある?
乳児湿疹は、赤ちゃんのデリケートな肌に発生する小さな赤みやブツブツ、カサカサ、じゅくじゅくなどの肌トラブルの総称です。
肌のバリア機能が未熟なために起こりやすく、かゆみが出るタイプ、出ないタイプ、さまざまです。
▼関連記事を読む
乳児湿疹でかゆみが出るのはどんな時?
肌にかゆみが出るのは、主に肌が「乾燥する」「温度が高くなる」「刺激にさらされる」時です。
ひとことでまとめると、肌のバリア機能が低下した時です。
💡肌のバリア機能って何?
紫外線や花粉、ウイルス、摩擦など外から加わる刺激が体内に侵入するのを防ぎ、体の水分や油分が蒸発するのを防ぐ肌の表面の役割のこと。
バリア機能が低下した肌は、うるおいを保てないので乾燥します。すると外からの刺激にも敏感に反応し、かゆみを生じやすくなります。
ボリボリかきむしったり、擦ったりしてしまうと、刺激に過剰反応した体内から「かゆみ物質」が放出されてもっとかゆくなります。
かくことで肌に細かい傷ができ、そこからさらに肌の水分が蒸発、極度の乾燥肌になっていきます。
「極度の乾燥肌=バリア機能の破綻」なので、かけばかくほどに外からの刺激に敏感になっていくという悪循環に陥ります。
傷ついた肌は、細菌やアレルギーを引き起こす物質などが侵入しやすくなり、最終的には炎症を起こしたりアトピー性皮膚炎などの慢性の皮膚疾患などを引き起こすこともあります。
乳児湿疹でかゆい時の対策・ケア方法
乳児湿疹のかゆみを悪化させないためには、「肌を乾燥させないこと」「肌のバリア機能を低下させないこと」
すべてはこれに尽きます。以下にその具体的な対策をまとめてみました。
保冷剤で冷やす
赤ちゃんがかゆみでぐずってなかなか寝てくれない時は、保冷剤をタオルで包んだものを肌に当てて軽く冷やしてあげるとかゆみが和らぎます。
💡HISAKOポイント!
濡らしたおしぼりなどは肌の乾燥を助長して、かえってかゆくなることもあるので注意しましょう。
汗を拭き取る
季節に合わせた温度管理に気を配り、汗をかき過ぎないようにすることも大切です。バリア機能が低下した赤ちゃんの肌には、汗をそのままにしておくことも刺激となってかゆみを誘発します。
💡HISAKOポイント!
ただし汗をかいたからといって何度も洗い流さないように。洗いすぎると肌の乾燥を助長し、かえってかゆみが増すので拭き取るだけで十分です。
薄着で寝かせる
冷えていた身体が温まったり、急な温度変化は赤ちゃんの肌には刺激となります。寝かせるときは着せすぎや暖房器具の使い方に注意しましょう。
ミトンをつける、爪を切る
赤ちゃんが自分で肌をかきむしらないように一時的にミトンをつける、爪を短く切っておきましょう。
おふろを見直す
肌への刺激が少ないボディソープや石けんで優しく洗うことが大切です。強い摩擦は肌を刺激するので、泡立てて手のひらで滑らせるように洗いましょう。熱いお湯はかゆみを増すので少しぬるめのお湯で。
わたしが開発した赤ちゃん用洗浄料『ポメロ』は、トラブルが起きやすい赤ちゃんの肌を適度にうるおしながら洗い上げます。
汚れを取り除きながらも、あらかじめ保湿効果のある洗浄料を選んでおけば、お風呂上がりの保湿ケアとダブルでうるおいを与えることができます!
乾燥から守る
バリア機能が低下して乾燥した肌はかゆみを感じやすいので、1日に何度でも、気づいたときに刺激の少ない保湿剤を使って肌にたっぷりと水分を浸透させてあげましょう。
また、せっかく保湿した水分が蒸発してしまうと意味がないので、油分多めの保湿剤を重ねづけして肌を保護、水分の蒸発を防ぐ方法もおすすめです。
赤ちゃんの肌は頻回保湿が基本!わたしがプロデュースした、赤ちゃん向け保湿料『マシュマロ』は無添加であること、そして赤ちゃんの肌に必要なミネラル成分豊富な沖縄の海洋深層水をベースに厳選した原料にこだわってつくっているので、安心してご使用いただけます。
紫外線を防ぐ
とくに春先から秋にかけては日焼け止めを塗る、肌の露出を少なめにする、日傘などの紫外線対策を忘れないようにしましょう。
バリア機能の未熟な赤ちゃんは、短時間太陽の下で過ごすだけでも思いのほか急激に肌の水分が蒸発、乾燥しがちです。
つまり、おでかけ前に保湿ケア。帰宅したら保湿ケア。しいて言うなら、おでかけ中にも保湿剤を持ち歩いて、ちょこちょここまめな保湿ケアで乾燥による乳児湿疹のかゆみを防いであげましょう!
衣類、寝具は綿素材を
肌に刺激になる素材の服は避け、縫い目やタグなどチクチクするものの位置を確認!
こんなときは受診を
上記対策をいろいろ試してみたけどかゆみが鎮まる様子がない、むしろ悪化してきている気がする・・・そんなときは迷わず小児科か皮膚科を受診しましょうね。
アトピー性皮膚炎など、中には治りにくいかゆみもありますから。
病院ではかゆみを止めるお薬(抗ヒスタミン薬)のほか、皮膚の炎症を抑えるお薬(ステロイド薬)、刺激に弱くなった皮膚を修復し、バリア機能を回復する成分などが配合された保湿剤などを処方してもらえます。
まとめ
乳児湿疹のかゆみを誘発する最大の原因は「肌の乾燥=肌のバリア機能の低下」であることがお分かりいただけたでしょうか。
乳児湿疹は、軽度であれば「よくあるちょっとした肌のトラブルだよね〜」です。でも、重症化すると「ちょっとした・・・」では済まされなくなります。
私は蚊に刺されただけでも不機嫌になります(笑)
「かゆい」という感覚は、大人でも本当に苦痛なものですよね。家事も育児も、やる気が失せてしまいます。
そう考えると、乳児湿疹を悪化させないよう、不快感やストレスを最小限にできるよう、「かゆみ」という名のやっかい者から、なんとしてでも大切な赤ちゃんを守ってあげなくちゃですね!!
よーし、やる気が出てきたぞ!
助産師HISAKOでした〜。
子どものかゆみ肌ケアに。
HISAKOイチオシ保湿料はコレ!
\累計10万本販売した保湿料!/
HISAKOが本気で開発した全身保湿料。
これ1本で赤ちゃんからママまで!久米島の海洋深層水がお肌をしっとり、もっちもっちに。
\お一人様1回限り!/
おためし価格で購入する レビューを見る\リピーター続出の洗浄料!/
HISAKOプロデュース第二弾の洗浄料!
シャンプーからボディウォッシュまでこれ1本!赤ちゃんもママも、うるうるの肌になると大評判です♪
\お一人様1回限り!/
おためし価格で購入する レビューを見る