HISAKOブログHISAKOブログ
2020.12.07

あと1人・・・頭のネジが外れてます(笑)

第12子出産から1ヶ月半が経ちました。

ようやく産後の情緒不安定(マタニティーブルーズ)
の時期を脱し
心が前向きに動き始めました。

いやぁ〜
今回のマタニティーブルーズ、
なかなかしんどかったです・・・。

ごはんも食べられるし、眠れるし、
朝も起きられるし、家事も仕事もこなせるし、

客観的に見て
決して重度のブルーってわけではなかったのですが

それでもわたし的には、
過去12回のお産で
今回のブルーが一番強烈だった気がします。

はじめての帝王切開で
産後の回復が、経膣分娩とこんなに大きな差が
生まれるんだということに戸惑ったのも
原因だったと思います。

40歳でシングルマザーになり、
42歳でシングルのまま11人目を出産しました。

44歳で再婚。
もしも叶うことならば、彼との間にもう1人・・・!
何を血迷ったのか(笑)
12人目を望んでしまい、

44歳で半年間
本気の高度不妊治療(顕微授精、合計5回!)を
経験しました。

だけどよい結果は出ず・・・治療終了。

不妊治療はやめたけど
45歳の1年間はわずかな期待を夢見て
なんとなくタイミングを測り続けました。
当然ながら自然妊娠することはありませんでした。

46歳の誕生日を迎えたとき、

いつまでもしがみつくのはやめよう。
気持ちを切り替えて
今ある幸せを噛み締めて前向きに生きて行こう!

やっと踏ん切りがつき
それからはタイミングを意識することもやめました。

その途端の
12人目、まさかの自然妊娠!

流産するかも、
妊娠高血圧になるかも、
妊娠糖尿病になるかも、
切迫早産になるかも、
胎児発育不全になるかも、
染色体異常などの問題があるかも・・・

「・・・になるかもしれない」

46歳の超高齢妊婦生活は
あれも、これもハイリスクです。

その現実を知ってるからこそ、
人生でこれほど自分の体に
向き合ったことはないというほど
健康を意識し自己管理を徹底した38週間でした。

母体年齢だけが理由ではないですが、
低置胎盤、臍帯卵膜付着による前置血管で
産前2週間の待機入院を経て

38wで予定帝王切開、
赤ちゃんは無事に生まれてきてくれました。

自分自身、はじめて経験することがいろいろあり、
さらに入院したのが
最高峰の周産期センターだったということもあり、
そこには、もっと深刻な妊婦さん、赤ちゃんたちが
たくさん入院されていました。

わたしは総合病院の産婦人科には勤務していましたが、
とくにハイリスクの方々を受け入れる
高度医療の施設では働いたことがありません。

なので、今回改めて
助産師としての価値観も変化しました。

妊娠出産は、順調であることが
当たり前ではないんだということ。

無事に生まれてくることは
奇跡だということ。

多くの人たちに支えられ
わたしたちは生きているのだということ。

小さな幸せの数々に
感謝を忘れてはいけないということ。

たくさんの実りをもたらした
12人目の妊娠出産だったと思います。

出産を終えるたびに
「もうひとり欲しい」
それで12人目まで来ました。

それはきっと、過去のわたしの妊娠出産が
いつも順調そのものだったからだと思います。

隙間に何度も
初期流産は経験しているし、
発達障害を持つ娘も育てていますが

子どもの先天的、致命的な病気や障害、
妊娠中の大きなトラブル、
妊娠週数が進んでからの死産、
早産による未熟児の誕生など

人生観が変わるような妊娠中からの実体験は
したことがなかったから
楽観的に、安易に
「もうひとり欲しい」と思えたのでしょうね。

12人目で、いのちの尊さや
生きていることの意味を
深く深く掘り下げて考え、
想いを馳せる機会をいただきました。

新しいいのちを迎えることは、
ただ嬉しくて楽しいだけじゃなく
同時に底知れぬ恐怖や不安を味わう出来事でもあり
覚悟が必要だということを再確認した今、

これまでのように
「もうひとり欲しい」の気持ちが芽生えることは
ないだろう・・・

というか、そもそも
もうすぐわたしは47歳
MARKは60歳
妊娠を望む年齢ではないしね〜( ̄▽ ̄;)

再婚した相手との間に
2人の娘を授かり、もう十分幸せ。

・・・の、はずだったのに!

心身ともに通常モードまで復活してきた現在
1ヶ月半の赤ちゃんが愛おしすぎて
あっという間に成長していくのが寂しすぎて

悶々と頭をよぎる・・・
13人目・・・(°▽°)

いや、もうええねん。
これでええねん。

ええねんけど・・・なぁ。(どないやねん)

次子を望む理由が、
ものすごく自己中心的で身勝手だと
わかっています。

頭のネジが何本か外れてますね。
何を考えているんでしょうね。
理解されない世界観ですよね(笑)

子どもを授かるということはときに、
恐怖や不安、ときに悲しみを抱えること。
育て上げる責任だってある。

それを味わってもなお、
もうひとり欲しいと思ってしまうわたしって・・・。

おかしいの、重々わかってますが

いいんです、いいんです、
もう、変人でいいんです!(笑)

MARKは、
今回のコロナ禍のお産で
HISAKOと会えなかった3週間が
あまりにも長かったのが
とても辛かったそうです。

YouTubeで、
胎盤の説明動画をあげました。

臍帯卵膜付着という異常所見から
運悪く大出血したときには
母子のいのちはなかった・・・

実際の胎盤を見て、

女性は命がけで妊娠し、
出産するんだということを
心底から感じ、感動と尊敬、
そして同時に恐怖を感じたのだそうです。

もし、次のお産で
HISAKOが死んでしまったら・・・

とか考えると、

次の妊娠「GO!」とは
安易に言えなくなってしまった・・・と。

もう産まないにしても。

「産まない」のと「産めない」のは
ニュアンスが違っていて

「産んじゃいけない」
「産まないでほしい」のは
さらにニュアンスが異なり、

なんだかとても
寂しい響きにとらえてしまうんです。
(こんなこと考える時点でまだマタニティーブルーズかな?)

いや、もう年齢を考えたら
次の妊娠なんてありえないんだけど(笑)

寂しそうに遠くを見つめるわたしの
複雑な心情を察してか( ̄▽ ̄;)

MARKは言いました。

「HISAKOはやたら年齢のこと言うけど。
人間の科学でわかってることなんか
大宇宙の不思議からいえば
米粒もないぐらいやで。

世の中はわからんことばかり。
13人目は大自然が必要やと判断すれば
僕らが何かしなくてもやってくるし、
不必要だと判断されればやってこない。

な〜んにも考えず、明るく仲よく暮らそう。
自然のなりゆきに任せよう!」

不器用で、
いつもわたしのイライラスイッチを押す発言ばかり
するMARKだけど

わたしを否定することは
絶対にしないんですよ。

確実にわたし
ワケわからんこと言ってるんだけどね。

言葉を選んで、
妻の気持ちに寄り添ってくれたその優しさが
とても嬉しかったです♡

MARKのいうとおり
自然に自然に。

な〜んにも考えず、
夫婦明るくなかよく
子どもたちとともに、笑って暮らそうと思います!

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