ねねちゃんの微笑み
赤ちゃんにほほえみかけられると
こちらもつられて目尻が下がってしまいます。
赤ちゃんの笑顔は、
目の前にいる人との距離を縮める力、
人を引き寄せる力を持っていますよね。
生後2ヶ月半のねねちゃん。
機嫌がいいとき、ニタァ~と
笑いかけてくれるようになりました。
機嫌がいいとき・・・
ほとんどないんですけどね。(笑)
起きてるときは、
飲んでるかグズって泣いてるかどっちかで、
起きてて機嫌がいい時間は
24時間のうちほんのちょっとしかありません。
ねねちゃん、そういう人。(^◇^;)
2ヶ月ぐらいになると
赤ちゃんそれぞれの性格的個性が出てきます。
機嫌よく過ごしている時間も
赤ちゃんによって長かったり短かったり。
ということは、
育てやすい赤ちゃん、
育てにくい赤ちゃんがいるってことです。
「たいへんなのはみんな同じだから・・・」
と、ママたちは言いますが、
違うよー。^ ^
周囲のママがゆとりがありそうで、
あなたがしんどさを感じていても、
どうか比較しないでください。
自分を「ダメなママだ」とか
「がんばりが足りない」とか
責めないでくださいね。
育てやすい赤ちゃんはホンマに
育てやすくて全然たいへんじゃないんです。
育てにくい赤ちゃんはホンマに
育てにくくてめっちゃたいへん!
実際、めっちゃ差があるんです。
12人の赤ちゃん育てましたが、
そのなかでも、
ねねちゃんはどっちかというと
育てにくい子です( ̄▽ ̄;)
2ヶ月半で
たま~にほんのちょっと笑ってくれる程度ですが、
早い子だと、1ヶ月後半になると
よく笑い、よく喋ります。
ゆっくりの子だと、3ヶ月ぐらいになって
ようやくときどき笑ってくれるかな?
ということもあります。
よく笑う子、
あまり表情を出さずいつも泣いて怒ってる子、
個人差大きいです!!
育てにくいから
赤ちゃんに何か問題がある
というわけではないのに
一般的な発達のスピードとわが子の発達に
誤差があって、
笑ってくれるはずの月齢にあまり笑ってくれないと
どこか悪いんじゃないか?
発達障害なんじゃ?
など、
よからず心配をママたちはしてしまいますね。
ねねちゃんを見てて思うんです。
過去の経験から、2ヶ月半っていうと、
もうちょっとゴキゲンな時間があったはず。
もうちょっと笑ったり話しかけたり
してきてくれるはずなんやけどな~( ̄▽ ̄;)
でもまぁ大人でも、
感情めっちゃ出す人もいれば
何考えてるのかわかりづらいおとなしい人も
いますから。
何度も言いますが、
こういうのは個性だからねー。
心配しなくて大丈夫ですからね!
さてさて、
程度に差はあれど、
赤ちゃんはなぜ、人の顔に向かって
笑いかけてくるのでしょう。
おなかの中の胎児でも
おおよそ26週の時点でほほえんでいるのが
4Dエコーで観られることがあります。
胎児~生後1ヶ月ぐらいの笑顔は
無意識に起こる反射です。
嬉しいとか楽しいという『快』に伴うほほえみでは
ありませんが、それでも一瞬でも笑ったような表情を
見せてくれるとママのテンションは上がりますよね!
かわいくて、思わずお世話したくなる!
社会性を持つ人間の本能として、ほほえむことは、
人と人とのコミュニケーションのツールであり、
絆を作るための大切な手段のひとつなんだと思います。
2ヶ月をすぎると
視力が出てきて(といっても0、03ぐらいですが)
脳も、表情筋もずいぶん発達してきます。
生理的微笑から、社会的微笑へ
周囲の刺激に対する反応として起こる笑顔へと
変化していくんですね。
ママと目が合うとにっこりと笑ったり
ときには声を出したりしてくれると
そりゃもう天使ですやん!!
赤ちゃんにとっては、『目』が重要らしく、
相手が人であっても、ぬいぐるみであっても、
目を見つめ、ほほえみます。
ママから赤ちゃんへ、
一方通行だった関わりが、
ようやく微妙にキャッチボールでき始める
生後2ヶ月~3ヶ月。
ああ~
ここまでがんばってよかった!
ママの努力と苦労が報われる瞬間です。
目は口ほどにモノを言う、ではないですが、
大人でも目と目が合うことが
コミュニケーションの基本ですよね。
『顔』『目』に対して
なんでもかんでも分け隔てなく
笑顔を見せていた赤ちゃんは、
やがて特定の人にほほえむかけるという
技を獲得し、人見知りの時期に
突入していきます。
・・・が!
ここでも。
生後7~8ヶ月になっても
人見知りナシ!
誰にでも笑顔振りまいちゃうよ~♡
という子もいます。
逆に心許すはずのママにさえ
あまり笑ってくれない子もいますよ!
普通、標準、平均・・・
そんなものに当てはめたら
何がよいのか悪いのかわからなくなります。
いろんな子がいていいのです。
子育ては、固定概念を外しましょうね!