HISAKOブログHISAKOブログ
2021.08.02

大切にされているからこそよぎる・・・13人目

46歳での第12子出産。
それだけでもおったまげ~なのですが
13人目・・・ぶっちゃけよぎってます^^;

上の子たちはもう成人して家を出ているので
現在、毎日一緒にわたしのもとで暮らしているのは
中2、中1、小3、小2、4歳、8ヶ月
6名の子どもたちです。

長女(21歳)は近くに住んでいますが、
仕事の帰りが遅いので
彼女の子ども、1歳りりちゃんも、
0歳ねねちゃんの保育園お迎えのついでに
ピックアップ。(同じ保育園です!)

長女が帰ってくるまで
1歳の孫は夕方からわが家で過ごし、夕食も一緒です。

そうなると日々、7名の子どもたちが
常に家の中でわちゃわちゃしています。

りり&ねねは、よく遊びます。
年齢が近いので同レベルなんですね。

でも、2人の関係性は、
1歳児がわたしの孫で、
0歳児がわたしの娘で、

えーっと???

頭がこんがらがりますね^^;

過去、一番人数が多かったときは
高1を筆頭に、10人の子どもたちと生活していました。

なので、7人っていうのはわたしにとっては
それほど特別な人数でもなく
7人ぐらいだと静かでいいなぁという印象です。
(基準かなりおかしい)

もう十分子だくさんだけど、
どうしても、MARKの子どもが欲しい!!
と思いたった5年前。

40歳を過ぎて、
年齢的に自然妊娠はもう厳しいやろ・・・
と半ば諦めつつ、諦めきれず妊活を続け

結果として42歳でととちゃん、
46歳でねねちゃんを授かりました。

ありがたいことに、
過去11人は妊娠中、何もトラブルがなく順調でしたが、

さすがに12人目ねねちゃんのときは、
超絶高齢妊娠で
緊張感いっぱいのマタニティーライフを送りました。

助産師なので、その年齢での妊娠が
どういうことなのかは
誰よりも理解しているつもりです。

全部わかった上で、
わたしはMARKの子をもうひとり、
育てたかったんです。

「なんで?」

明確な答えなんかありません。

〝ただ欲しかった〟

わたしの魂がそう叫んでいた。

それだけです。

妊娠後期に診断された
低置胎盤、前置血管
胎盤と臍帯の位置の異常にともなう
出産時の大出血のリスク。

リスクが現実になった場合には
母子の命の保証はないと言われ
24時間輸血対応可能、
NICU完備の周産期センターで産前3週間の管理入院。

万一、破水したり、陣痛発来したときには
時間との勝負になる。

スタッフみんな、
緊張感でドキドキだったと思います。

最終的に赤ちゃんは無事に
38wの予定帝王切開で生まれてきてくれました。

出血は多かったけど、輸血にまでは至らず、
結果オーライでした。

でも、ひとつ間違えたら
とてもとてもハイリスクな、
緊張感漂うお産だったんだからねと
医師には何度も言われました。

コロナ禍で面会も、
立ち会いもできなかったMARKは
〝HISAKOが死ぬかもしれないこと〟について
真剣に考えたそうです。

MARK60歳、わたし46歳。
こんな年齢になって2人も子どもを授かったことに
ただただ感謝しかありません。

でも、ほんとは
MARKそっくりな好奇心の塊みたいな
活発な男の子を育ててみたかった・・・

怖いもの知らず、無責任、何考えてんだ、
そんなふうに言われたとしても
たった1回しかない人生、
保守的に生きるのは性に合っていません。

わたし以上にMARKは
怖いもの知らず。
何ごとにも直感、体当たりで突き進む人です。

だからこそ、危なっかしくもあり、
常人外れた行動力こそが
彼の最大の魅力だと思っています。

そんなMARKが

「あの壮絶な妊娠経過と出産を目の当たりにして
HISAKOにもう1人産んでほしいとは
さすがの僕ももう言えない・・・
HISAKOに生きててほしい」

退院してしばらく
ずっとそう言ってました。

・・・MARKらしくない。
守りに入るMARKなんて魅力的じゃない!( ̄^ ̄)

わたしのことを思ってくれるのは
とても嬉しいんだけど

いつものように、
そんなの無理だろうって思うことにも
無限大のポジティブ思考で
目をキラキラさせながら妄想をふくらませ、
大きな夢を描いて、

「HISAKO、願えば叶うねんで!」

って、言ってほしかったんです。

MARKの現実離れした夢を
一緒に観るのが最高に楽しいのに!

もちろん、冷静に地に足をつければ
わたしだってもう十分だし、幸せです。

リスクを負ってまで次の妊娠はない。
ねねちゃんは、わたしの人生で最後の出産だった
と、思ってます。

それが現実。

でも

3年後に空飛ぶ車を買うで!
次はマレーシアに移住や!
僕は200歳まで生きる!
沖縄の海の崖っぷちにジムを造るぞ!
13人目行くでー!

誠実な現実のとなりで、
壮大な夢の世界があって、
叶わなくたって希望を持って生きていくって
素敵じゃないですか?

らしからぬMARKに改めて
当たり前に終了宣言をされると

ワクワクする気持ち、
ウキウキする気持ち、

どこかに置き忘れてきたみたいに
なんともいえない寂しさが込み上げたのでした。

あれから半年・・・
「そんなつまらないこと言わないで」
わたしが彼をけしかけたせいで
彼は本来の無鉄砲を取り戻しました!

やっぱりわたしたちは夢観る人種。

13人目、
〝ない〟なんて誰が決めた?

そんなのわからないさ!

リスクなんてものは
生きてる限り、すべての人にあるんだし、
問題が起きたときは、起きたときに考える!

どんな未来が待っていようと
一緒に進んで行こうね!

って、毎日話しています。

壮大な夢ばかり見て、
人に呆れられることの多いMARKだけど

実生活では
家事も育児も、わたしの話を聞くスキルも
もはや〝協力的〟を通り越すレベルです。

それって、
心底から妻であるわたしの心と体を労って
くれているからこそ表現されるものだと思っています。

日々のささやかな彼の行動の数々に
わたしは大切にされているのを
ひしひし感じています。

ええ、幸せです。

13人目、来たらいいなぁ・・・♡

はーい
のろけました〜(^◇^;)

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