妊娠しやすい季節って?
夏は開放的な季節です。
「ひと夏の恋」
なんて言葉もありますが
太陽の光を直接浴びる季節、
人の心と体に想像以上のエネルギーを与えるので
開放的な気分になるのかもしれません。
実際、日光浴やタンニングマシーンなどは
メンタル治療にも使われています。
パワーの源である太陽の光を、
大自然の中でいっぱいに浴びると
心と体がポジティブになり
開放的なコミュニケーションが
行われやすくなるとも言われています。
冬はすぐに日が暮れて、
寒さによって部屋にこもりがちになる人が多いですよね。
反対に夏は朝も早くから明るさが感じられるし、
19時前後まで明るさが続きます。
日照時間が長いことで人間の脳は活発になり、
気分が高揚するという現象がおきます。
脳内の神経伝達物質であるセロトニンは
太陽の光を浴びるとよく分泌されるようになります。
日に当たる時間が必然的に長くなり、
脳内の幸福ホルモンであるセロトニン物質の量が
安定しやすいんですって。
そのため、
気分が他の季節に比べて比較的高揚しやすいのは事実。
これによって、積極的に外に出かけたり、
活動しようという気持ちになることも。
アクティブに活動できるモードになりやすく、
パパとの会話が弾んだりする
ということもあるかもしれませんね。
そしてやはり、さんさんと降り注ぐ太陽を見ることで
気持ちは高ぶるもの。
もちろん女性としては「日に焼けそうだな…」
という心配はありますが、晴れて清清しい風景を見て
気持ちが下がるということは
あまりないはずです。
窓から見る景色も、寒そうでどんよりした風景より、
明るくて青々とした風景を見ている方が
気分が良くなりますよね。
紫外線を浴びることで、
女性ホルモン量が増加するのも事実です!
紫外線はなるべく浴びたくないけれど、
完全に防ぎ切ることもできませんよね。
人は夏には自然に
紫外線を普段よりも多く浴びているわけです。
紫外線に当たると、女性ホルモンである
エストロゲンの分泌量が増えるんです。
女性の排卵頻度に影響を与えるこれらのホルモンの濃度は、
6〜8月にかけて上昇するんですって。
つまり、夏がヒトの自然な受胎シーズン、
つまり恋のシーズンなのだといえそうです。
そして男性も同じように、
紫外線によって男性ホルモンの分泌が促進されます。
女性ホルモン、男性ホルモンは
欲情ホルモンとも言われていて、
性欲を活発化させる働きがあります。
紫外線に当たる量が増えると、
いつもよりも異性への関心が高くなり、
相手へのアプローチも積極的になりやすい
ということなんですね〜。
統計では、女性の初体験は圧倒的に夏が多いんですって!
肌の露出が上がることも、
開放的な気分にさせるのでしょうか。
確かに、南国、ラテンの人たちって
みんな開放的で情熱的だったりしますよね。
そして性周期にもリズムがあって、
春のお産が他の季節に比べて
やや多いという統計があります。
不妊治療における体外受精の成功率も
日照時間の長い、暖かい季節のほうが
やや高い傾向にあるそうです。
もしこの季節に妊娠すれば、
次の3〜5月に出産の時期を迎えるので、
春が出生のピークとなるのは自然の流れですね。
夏妊娠→春出産
実はこばやし家は
10人中4人が3月生まれです。
3月率高いっ!
最近は、ママの社会進出や厳密な家族計画の上で
妊娠される方も多いですから、
本能のままに夏に妊娠ってことも
少なくなっただろうと思われます。
結果、日本ではどの季節もまんべんなく
出生率は同じぐらいなのかなぁ?
草木が繁り、エサが豊富な春という季節に子供を産むのは、
生まれ来る子供たちを育むのに最も適した季節だからで、
生き物が、自然界で生き延びていくための適応であると言えます。
というわけで、動物的な何か仕組みがあるのかもしれません。
な〜んにも考えずに
本能的に生きたならば、人も動物だから
暖かい季節の方がやっぱり妊娠しやすいのかもしれませんね。
まぁ所詮、
この広い宇宙レベルで考えれば
人間なんて、本当にちっぽけな
単なる哺乳動物だ〜〜〜〜〜(笑)