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2014.10.03

数え年

ご高齢の方に年齢をお尋ねすると

「数えで90歳」

というような表現をされます。

数え年って
若い世代にはあまり馴染みのない数え方だし
わたしもイマイチよくわからなかったので調べてみました。

するとすると!!

とっても素敵な事実が判明〜〜!
ご高齢の人たちが未だに使っておられる
数え年って

実はすごく感動的な
ロマンチッックな年齢の数え方だったんです!

わたしは学校などに出張して「いのちの授業」を行っていますが
子どもたちにいつも質問を投げかけます。

「いのち」はいったいいつ
始まったと思う?

「生まれたときー!」という答えが多いなか、
「ママのおなかの中からいのちは生まれてる!」
という答えを返してくれる
感性豊かな子どもが必ずいます。

数え年の考え方では
ママのおなかのなかにいる時が0才なんです。

生まれた時が1才で、お正月を迎える毎に1つずつ加える
日本に昔から伝わる年齢の数え方です。

ということは、数え年っていうのは
おなかに宿ったそのときから
「いのち」が始まっていることを
意味するということですよね。
おなかの中で、尊いいのちはすでに存在するのだから、
年齢は受精したその瞬間から数えましょう
ということです。
素敵だと思いません?

「いのちの起源」はよく議論される論点です。
「ママのおなかに宿ったとき」が起点なのか
それとも
「出生後に最初のうぶごえをあげた瞬間」
が起点なのか、どっちなんでしょう?

人のいのちを大切にするという場合に
「いのちのはじめ」を重視して年を数えることは
理にかなっているし、素敵な考え方だなぁと思います!

だって実際、わたしたちは妊娠したら
妊娠届を提出して母子健康手帳を交付してもらい、
そこに胎児期の赤ちゃんの記録を残していきます。
ママのおなかの中で、赤ちゃんの人間としての人生が
すでに始まったのだという認識です。

人種や民族や国籍の違いなどには関係なく、
わたしたちはみんな同じ過程をたどって
ママのおなかに宿って、育まれ、地球に生まれてきます。

だから「いのち」を大切に考えるなら、
生命の起点を「いつ」にとらえて数えるかは、
とても大切なことかもしれませんね。
その意味では、日本の文化に根ざした「数え年」と言う風習は、
世界のどの文化に比べても進んだ文化だと
いえるのではないでしょうか。

わたしも今度年齢を聞かれたら

数えで41歳〜♪

って答えようかな。

あーでも。
1歳でも若くありたいから
やっぱり満年齢の40歳?!

「しょうもないことであがくな!」

という声が聞こえてきそうですが。

女心は複雑なのです。( ̄∀ ̄*)

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