日本人のおっぱいは
乳腺炎や、乳頭の傷、乳管の詰まりなど
おっぱいトラブルで
助産院ばぶばぶを訪れるママたちが
口をそろえておっしゃいます。
わたしの食べるものが
悪かったんでしょうか・・・
母乳育児支援をしているさまざまな団体がありますが
組織によっては、
「食事内容とおっぱいトラブルは無関係」
と言います。
また逆に「食事内容は大きく関わる!」とする
組織もあったりで、
結局どれがホンマやねん!!(`Д´)
迷ってしまいますよね。
ばぶばぶで
たくさんのおっぱいを診てきました。
そして自分自身も10人の子どもたちに
授乳をしてきました。
仕事を通して
実体験を通して、わたしが総合的に実感しているのは、
「食事とおっぱいの量や味、におい、質は
関係アリ」
です。
ちなみにわたしは生クリームがダメなようで、
洋菓子を食べるとわかりやすく
おっぱいがパンパンに張りました。
お肉がダメな人、
チーズ、チョコレート、ピザ・・・
「これがダメらしい」という食材は
人によって異なります。
それぞれの体質が関係しているのかな?って思います。
例えば、欧米人のママは下半身がどっしりしていて
華奢な日本人女性とはまるっきり体格が
違いますよね。
そして彼女らは、それこそホットドックや
ピザ、チキン、乳製品、
バンバン食べます。
授乳中だから、ジャンキーな食生活を改めて
和食にしましょうね、なんて
聞いたことありません。
なぜなら、彼女たちの国では、そのような食生活が
昔からの文化だからです。
乳腺炎は、圧倒的に日本人に多く、
外国のママたちは、あまり乳腺炎には
ならないんだそう。
例えばチーズ。
欧米女性の1年間の摂取量は日本人女性の約10倍!
それだけ食べてる人が、少々チーズを控えたところで
なんてことないんでしょうね。
日本人は昔から、和食中心で
ごはんとお味噌汁、根野菜の煮物にお魚、お漬け物という
生活をしてきました。
ですから、わたしたちは和食で健康を保てる身体に、
遺伝子的に作られているわけです。
そんな体質の日本人女性が、欧米食を真似たら
どうなるか?
ひずみが生じて、
ハイ、見事な乳腺炎のできあがり♪
日本人の食事も最近は欧米化してきていますが、
それを受け入れるだけの器がないんです。
わたしたちの身体は欧米人のレベルとは
比較にもならないのですね。
いいよねー
ケーキを食べても
チーズを食べても
ステーキを食べても
ジャンクフードを食べても
トラブらないおっぱい。
美味しいものって
だいたいカロリーが高いですよね。
しかもその多くが
女性が大好きな炭水化物だったりする〜。