名前を覚えます!
ばぶばぶには
毎日たくさんの親子さん、妊婦さんが
来院されます。
子どもの名前
ちゃんと覚えてくれてて呼んでくれますよね。
前回来たときに会話した内容まで覚えてくれてて
びっくりします。
たくさんの人がここに来られるのに
なんで覚えられるの?
覚えててくれて嬉しいです!
よくそんな風に言われます。
そうなんです。
実はわたし、
この分野は得意です!
でも最初からそうだったわけではないんですよ。
みなさまのお名前とお顔を覚えて、
ちゃんと名前で呼ぶように意識しています。
だからこそできるようになった得意技です。
持論ですが、
「人の名前には特別な意味がある」
と思うんです。
初対面の人に名前で呼んでもらったり
久しぶりに会った人が
名前を覚えていてくれたら
嬉しくないですか?
名前を呼ばれると少し特別扱いをしてもらった気分になって
「大勢の中のひとり」ではなく
「わたし」という個人が尊重されている感覚になります。
個人として認識されたということなので
嬉しいことはあっても
きっと嫌悪感を抱く人はいないですよね。
ばぶばぶで母乳育児支援と同等に
大切にしているのが
ママたちの心のケアです。
毎日頑張っているママたちの心に寄り添いたい。
そんなふうに思っています。
じゃあどうすればいい?
って考えたときに
わたしが重要視していることは、
相手の名前をまず覚えること。
そこからさらに一歩踏み込んで
わたしがあなたの名前を大切に扱っているということを
感じてもらえるように
名前で呼びかけながら前回の来院時にお話したことの
続きを持ち出してみたりします。
前回は⚪︎⚪︎ちゃん泣いてたけど
今日は泣かなかったね〜!
すごいね、成長したね!
という感じで
名前とともに声をかけると
たいていのママたちは
そんなことまで覚えていてくれたの?
って喜んでいただけます♪
嬉しそうにニッコリされるママを見て
今度はわたしが嬉しくなるという
相乗効果もあり、場の雰囲気が一気に穏やかな空気に
なってみんながハッピーモードです。
信頼関係を築くためのコミュニケーションで
いちばん大切で、簡単で単純な方法が
「相手の名前を覚えて呼ぶ」なのでは
ないかなぁって思うんです。
だってわたし自身が、そうしてもらうと
単純にめっちゃテンションが上がる!
子どもの名前も覚えててくれてると
さらに嬉しくて、
心を許してしまいます〜。
その昔、
学生だった頃、
いかに患者さんのお名前を覚えてちゃんと名前で呼ぶことが
大切かということを先輩助産師に教わりました。
世の中には、人の顔と名前を覚えるのが得意な人もいれば
苦手な人もいるよね。
得意不得意はあるけれど
やたら名前を覚えない人っていうのは
基本的に相手のことを大切に思っていないんだよ、
「そんなことないよ、
相手を大切に思っているよ!」
と言われても、それはきっと大切に思っている「つもり」
なだけで、潜在的なレベルでは
相手が自分にとってどうでもいい存在か
相手を尊敬する気持ちがなかったり
相手を無意識に見下す気持ちの表れなんだよ。
なるほどなぁ〜・・・と思いました。
仕事でもプライベートでも、人生で関わっていく
すべての人を尊敬し、尊重し、
大切にしていきたいと思います。
だから、相手の名前を確実に覚えることは
わたし的には基本中の基本だし
そうすることで、相手からの信用を
いただけることにもつながると信じています。
だから必死で(笑)
みなさんのお名前を覚えます!!
最近、歳なのか、物忘れヒドイんですけど
負けないぞ!
これからもがんばりまーす。