HISAKOブログHISAKOブログ
2016.06.09

帝王切開ママお話会を開催します!

※終了いたしました

「わたし、帝王切開で産みました!」

そう、胸を張って言えるようになったのは、
いつからですか?

私は、ばぶばぶにおっぱいケアで
お世話になっている1児のママ
ひろみと申します。

昨年の3月に
緊急帝王切開で息子を産みました。

初期には切迫流産で2週間の自宅安静、
ようやく安定期に入ったかと思ったら
今度はさかごが直らず、逆子体操の日々・・・

臨月に入ると子宮口が硬すぎると指摘され、
真面目なわたしは大きなおなかを抱え、
毎日3時間歩きました。
それでも子宮口は開くことも
柔らかくなることも、
まったく反応してくれず、
ガチガチに硬い開大0cmのまま
予定日前日に、
ゆるーい陣痛だけが発来しました。

朝から入院になり、
分娩監視装置でモニターをとると
何度も胎児の心拍が下がります。
医師や助産師さんの表情が曇りました。

私の不安はどんどん増すばかり、
そして、本格的な陣痛もないままに
子宮口は未開大のまま、
夕方には緊急帝王切開が決まりました。

・・・この子は大丈夫!
いざとなれば私がおなかを切れば、
この子は大丈夫だ・・・!

そう思っていました。

だから、手術が決まるまでは
もしも帝王切開になっても
迷うことなく、すぐさま同意書にサインする
つもりでいました。

でも
「帝王切開に切り替えます」
と言われたとき、

赤ちゃんの心配よりも、

“子宮を切る”
“もう2度と下から産めなくなる”

その現実を受け止めることができずに
呆然とする自分がいました。
ショックから、気を失いかけました。

自分勝手だけど、
それほどあの頃の私は、
自然分娩に強いこだわりを持っていました。

出産直後、
無事生まれたわが子を見て、とても安堵しましたが、
それ以上に、喪失感が強く

一言で言えば

“奪われた”

という思いが先行して
ただただ、虚しさだけが残りました。

ちゃんと陣痛も経験せず、
いきなり手術室に運ばれ、身ぐるみ剥がされ、
動けなくなり、切られ、おなかを押され
生まれてきたわが子との初対面は、
少しだけ手を握っただけでした。

“母になった”その感覚が、
達成感がまったくつかめない
他人事のように過ぎていったお産・・・

お産を、子宮を、
とても大切に思っていたからこそ

固執するくらい、
強い思い入れがあったからこそ

私の心はポッキリ折れてしまったのだと
思います。

授乳室で他のママさんたちが、
出産の話をしていると悲しくなって、
いたたまれなくなったり

助産師さんに相談しても
心では「あなたは普通に産めたんでしょう?」
なんて卑屈に考えてしまったり

退院し、赤ちゃんとの生活が始まってからも
睡眠中にラップに包まれるように
息ができなくなったり
ガーーーーと大きな音が
頭の中で響いて怖かったり

軽いパニック障害のようになっていたと思います。

一番私を苦しめたのは

「子どもは親や生まれ方を選んでくる」

という美談。

なんで、
帝王切開を選んできたの?
この子のせいで、帝王切開になった!

誰のせいでもないって
頭ではわかっているのに
ふと、こんなお産になってしまったのは
赤ちゃんのせいだと考えてしまいそうな
自分がいたことです。

ネガティブな発想しかできないことが心底イヤで、
そんな自分を認めることができず、
相対する気持ちの中から抜け出せず・・・
堂々巡りのがんじがらめになって、
とてもとても苦しい
産後の日々を送りました。

無事に生まれたんだから、
それだけでとても幸せじゃない!

そう思って、
笑って過ごそうと努力しました。
だけど、それがうまくできなかった・・・。
モヤモヤは、心に重くのしかかったまま
拭われることはありませんでした。

その頃から駆け込み寺のように
ばぶばぶでお世話になり、
HISAKOさんにおっぱいと心をほぐされ

母としてではなく
1人のわたしとして、溢れ出る想いを
そのまま共感してもらい、
受け止め、認めてもらうことで

自分の正直な心に向き合うことが
できるようになり
ちょっとずつ、
心の重たい塊が軽くなってきました。

自分の子宮に、

「切ってごめんね、
息子を守ってくれてありがとう」

そう伝えられた時
重い塊が、ドロッとこぼれ落ちていくのを
感じました。
今やっと、出産から1年以上かけて
こうして自分のお産の話ができるようになりました。

私が緊急帝王切開を
受け止めることができるようになるまでには
他の帝王切開ママや先輩ママと出会い、話せたことが
本当に大きかったと思います。

面白ネタのように話す先輩ママの話を聞いているうちに
いつしか自分も、笑ってナチュラルに帝王切開の話が
できるようになっていきました。

だから、
同じ境遇、同じような経験をした
ママと話す機会が大事!!

そう実感しています。

どんな出産も
綺麗事なんかじゃないんです!
ときにネガティブな感情や自分を正当化しようと
する心、いろんな想いがあって
いいのだと思ってます。

“母親とは、人間である”

そう思っています。

みんなが私と同じ価値観では
ないかもしれないけれど

もし、帝王切開で出産した経験が、
今のあなたをほんのちょっと苦しめているのなら
ほんの少し、その想いを一緒に話してみませんか?

無理に話さなくたっていい。
なんか気になるから、
来てみました〜

もちろんオッケーです!

そして、
帝王切開で2人目、3人目を産んだママさん!
是非、お話を聞かせてください!!

どことなく、どんよりした
帝王切開のママたちの心が、
少しでも軽くなるように。
同じ経験をした仲間同士で
ワイワイ話す機会がほしい!

半年ぐらい前にHISAKOさんが

『40歳以上の不妊治療ママ集まれ!』

というテーマでお話会の機会を
設けてくださったことがあり、
同じ境遇でがんばっている人たちの
大きな支えと勇気になったという
話を聞きました。

だったら!
帝王切開バージョンのお話会も
是非お願いします〜!

私のなかで、
帝王切開ママのお話会の開催は
密かに今年の目標だったんです。

で、HISAKOさんに提案したら

「よっしゃ、企画しよー!」

って、いつもの軽いノリで即答(笑)

そのお言葉、ものすごく嬉しかったです!
思い切って話してよかったー!
ありがとうございます!

お菓子とお茶で、まったりおしゃべりしませんか?
では、たくさんのご参加を
お待ちしています!


参加無料!帝王切開ママお話会

日時 6月20日(月)←満月だよ!
10:00〜

場所 助産院ばぶばぶ 2階

子連れOK!
お菓子、お茶を持ち込んで
みんなでワイワイ話しましょう〜!

残れる人はお弁当持参で
一緒にランチもしませんか?
ランチできる人が多いようなら
お弁当頼んでもいいかな〜?と考えてます!

なお、ばぶばぶ2階には
おもちゃもいっぱい置いてありますので
気兼ねなくお越しくださいね♪


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