8ヶ月児の体重増加度
HISAKOさん!
心の叫びを聞いてください!
子ども(もうすぐ8ヶ月)を小児科に連れていったときに
体重測定があり、6945gで
「全然増えてない!」と怒られ・・・
「離乳食は?」
→あまり食べません。
「母乳は飲んでるの?」
→かなり飲んでます〜。
「飲んでてコレじゃ、母乳出てないんじゃないの?!」
母乳はよく飲んでいるし、分泌量は多いぐらいだし、
おっぱいの状態は助産院で診てもらってますと
説明しましたが、
「とにかく離乳食をもっと食べさせて
体重増やして!次回また体重測定!」
えええええ〜〜〜〜〜(;OдO)
って感じです。
そりゃあ、最近体重の増えはゆるやかですケド
ギリギリ成長曲線入るか入らんかですケドー!
あんな否定的に話さんでもええやーん!
毎日一生懸命育ててるのにー!
うわ〜〜ん!(T ^ T)
ちなみに、出生時
体重2863
身長47.9
頭囲33.4
退院時(生後7日目)
体重2937→ここまで混合
生後2週間目
体重3150
1カ月健診
体重3955
身長52.4
胸囲32.5
頭囲35.1
4カ月健診
体重5990
身長61.9
頭囲40.3
生後7ヶ月
体重6650
身長66.2
胸囲44.0
頭囲42.0
そして、あと数日で8カ月となる
今回、小児科の洗礼
体重6945
これから先、小児科行くたびに
毎回コレ言われるんかと思うとイヤすぎます・・・
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小児科では、
赤ちゃんの体重増加度は
成長の指標としてやたらと重要視されます。
でも、ホントは
赤ちゃんの成長の指標としての優先順位は
体重増加度よりも、手足の動き、表情、首のすわりなどなど・・・
運動機能(発達面)です。
そのつぎに、頭囲が順調に増えているかどうか。
体重は、それだけ見て「母乳が足りてない!」とか
「育て方が間違えてる!」とか言えるほど
万能な情報ではないと思います。
赤ちゃんが順調に育っているかは
さまざまな判断材料から総合的に判断することが大事で
体重は、そのなかの指標のひとつにしかすぎません。
7ヶ月後半の赤ちゃんは、成長曲線的には
およそ6300g〜10kgぐらい。
かなりの個人差がありますよね!
ばぶばぶに来てる赤ちゃんたちをみても、
体重の増え方は本当にさまざまで
それぞれのパターンがあります。
生まれてすぐからガンガン増える子もいれば
飲んだ量に対してうんちの回数が多くて
体重に反映されにくい子もいます。
寝てばっかりで哺乳意欲があまりない子、
集中して飲まない子、
よく動く子も体重は増えにくいし、
離乳食が始まってから一気にスパートかける子もいます。
体重増加の速度は一定ではなく、
日々変化していきます。
成長の過程で、成長加速の時期は何度か訪れ、
そのとき一時的に体重はグンと増え、
時期が終わればふたたび停滞します。
WHO/ユニセフのガイドラインでは
母乳オンリーで育つ赤ちゃんの体重増加は
・生後6ヶ月までは、
1日の体重増加が18~30g( 1ヶ月で500g増)
・生後6ヶ月で出生体重の2倍
・6ヶ月以上は1日に5g増程度に落ち着き、
1ヶ月に200gも増えれば問題なし。
と、されています。
とはいえ、1日に何g増えるか?という指標は
ひとつの目安にはなるけれども、
同じようにおっぱいを飲んでいても、
時期によって50g増/日のときもあれば
10g増/日のときもあるわけです。
と、いう
予備知識を頭に入れた上で、
改めて、この赤ちゃんの成長を見てみましょう。
4ヶ月健診の時点ですでに体重は出生時の2倍を
越しています。
そして直近の様子をアセスメントすると
生後7カ月0日の体重が6650g。
7カ月24日目の体重が6945g。
ということは、24日間で295g増。
1日増加量は12gです。
WHOガイドラインの指標を
余裕で上回っていますね〜。
ほらね、
いったい何が問題だというのでしょうか?(^^;;
ダメ出しするような箇所は
わたしにはひとつも見つかりません。
身長、頭囲はまったく問題なく、
発育曲線枠内に入ってます!
体重は平均より多いか少ないかが重要なのではなく
成長曲線がどんなカーブを描くか?が、
大事なんですよっっ!( *`ω´)
完全母乳、離乳食を好まない。
8ヶ月にもなって今さら
ミルクを受け入れてくれるとも思えないので、
ただ体重を増やしたいといことなら
方法としては、母乳よりもカロリーの高い離乳食を
積極的に進めるのが得策かと思いますが、
離乳食が進み出すのは奥歯が生え始めてからだし、
おっぱいっ子は、なにせ、おっぱいが宇宙一好きなんです!
ゆえに、食べない子が多いのが通常。
母乳の栄養は、まだまだパーフェクト!(だから食べないんですよ)
というわけで
生後8ヶ月弱の現時点で
離乳食の進み具合がゆっくりでも
小児科医に怒られるような筋合いはありません。
ただ「体重を増やしたい!」というだけで
医学的な適応もないのに
離乳食を無理強いするなんて、変な話ですよね。
食べたくないときに「食べろ!」って強制されたら
わたしだったら辛くて泣いちゃうわ。
小児科医から投げられた言葉は
ママの気持ちをどん底に落とします。
「この子は栄養不足だ!」
「出ないおっぱいなのに、赤ちゃんがかわいそう」
「母乳育児はママのエゴ」
体重増加がゆっくり=母乳が出ていない
これ、違いますからーーーー!!!
健診は、
ママが一生懸命に向き合ってきた
子育てをほめてもらう1日であってほしいです。
頑張りをねぎらってもらう特別な日であるべきなんです。
この赤ちゃんであれば、
もうすぐ8ヶ月で、ママはトータル5760時間ぐらい
愛情いっぱいに、赤ちゃんの時間を過ごしてきたんですよ。
そのうち、健診で小児科医が赤ちゃんを診るのは
ほんの5分ぐらいでしょ?
そのたった5分は、
「あなたはママとして本当によくがんばってるね!」って
自己肯定と自信を持つためのもので
あってほしいのです。
ダメ出しをした小児科の先生に
お伝えしたいです。
この赤ちゃんの
ママのこれまでのがんばりをご存知ですか?
まさかの帝王切開から始まり、
かなりの頻回授乳で
夜中は辛くて泣きながら、
それでも彼女はがんばりました。
何度もおっぱいが詰まり、乳腺炎になり、
子育ての理想と現実の狭間で何度も倒れそうになりながら
今日までやってきたんです。
母乳はよく出ていますよ。
赤ちゃんはグビグビ飲んでます(ちょっと集中力がない子ですが(笑))
おしっこも出ています。ちょっと便秘がちではありますが(^^;;
好奇心旺盛で、目はキラキラしていますよ。
人見知りも始まって、
知能は確実に発達していますよ。
脇の下を支えてたら、かわいい小さな足で踏ん張って
一生懸命立とうとします。
指先も器用になって、いろんなものを上手につかんで
口に持っていきますよ。
寝返りだって上手です!
そんな赤ちゃんとの生活に、
やっと最近、ママは笑顔になってきたんです。
ようやく、おっぱいは差し乳になり、
ゆとりが生まれ始めようとしていた矢先です。
そんなときに!
お願いやから、
よくわからん指導で、
ママを奈落の底に突き落とさんといてくださいな。
このブログは
ママたちの心を救う材料として役立つことを願い
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