眠たくなると手足ポカポカ〜
赤ちゃんや小さな子どもたち。
ついさっきまでニコニコさんだったのに
いきなり何かが取り憑いたようにギャン泣きします。
なんやなんや〜?
おなかすいたんか?
眠たいんか?
そんなとき、
ばぶばぶのママたちは、
子どもの手足をギュッと握り、確認されます。
「おてて、あったかいわー。
眠いんやと思います」
眠いとき、子どもは必ずといっていいほど
手足がホカホカになります。
わかりやすいですね〜。(^ ^)
人は、眠りに入る直前になると手足の血管を緩めて
そこから熱を放出し、体温を睡眠モードに調整します。
そして、適度に下がったところで眠りに入ります。
手足と同時に、頭からも熱を放出して
身体の中心の体温を下げています。
ときどき、冬でも尋常じゃないぐらい
頭に寝汗をかく子がいますよね。
「うちの子、どうなってるんでしょうか?」
心配されるママがおられますが、
小さな子どもたちは
睡眠中の低めの体温維持が器用にできないから
頭に大汗をかいて必死で調整!
という、かわいらしい大仕事を
無意識にしているんです。
新生児〜2ヶ月ぐらいまでは
体温調節機能はリアルに下手なので
手足がキンキンに冷たいまま
寝ちゃうこともあります。
「眠い」から寝る、のではなく
もっと原始的なレベルで
飲むことにスタミナを使い果たして
力尽きて寝る・・・という感じです。
この時期は、
体温の上げ下げ関係なく
電池が切れるとひたすら寝ます!(かわいいわ〜)
そしてだんだん成長してくるにつれ、
体温バランスで「覚醒」と「睡魔」の波が
はっきりしてくるようになります。
実は、眠いときの体温の変化は
赤ちゃん、子どもだけではなく
大人も同じです。
例えば、ごはんを食べると必ず眠くなる人、
いますよね。
ほかにも、
お酒飲むと、眠くなる
泣いたあと、眠くなる
お風呂に入ると、眠くなる
これら、共通しているのはどれも
体温が上がったあと
急激に下がるというメカニズムです。
そんな微妙な体温の変化が
睡魔を誘うわけです。
手足が冷えていると眠れないですよね。
わたしも冬にはときどきあるのですが、
手足の血管が収縮していると、そこから熱を放出できなくて
体幹の熱を下げることできず
「眠れないよ〜!!」ってことになります。
昨晩、眠たくなってグズり始めた
8ヶ月ベビーの手を
ぎゅっと握ってみました。
ほわほわであったかくて
キュンキュンしました。(^ ^)
赤ちゃんの手。子どもの手。
手のひらを通じて、
彼らの気持ちが伝わってくるようです。
おうちで作ったおにぎりがおいしいのは、
握るママの愛が手のひらから伝わってくるからだと思うし、
赤ちゃんをを寝かせつけるときに
背中をトントンしたり、
誰かをなぐさめたり、寄り添ったりするときに
そっと手を背中に当てたり。
肩から背中には自律神経が集まっているので、
そこにあたたかい手を当てることは
相手を癒したり、落ち着かせたりする
効果が高いそうです。
まさに「手当て」ですよね!
手のひらパワーを駆使する
おっぱいマッサージも、
冷たい手より、暖かい手のひらのほうが
エネルギーが伝わってママのおっぱいも、
心も癒せるんだろうなぁ・・・と思います。
わたしのママたちへの応援の気持ちだったり
大切に思う気持ちだったり、
暖かい手からは、きっと伝わるはず!
てことは。
ホカホカの手をキープするために
わたしはいつも眠いぐらいが
ちょうどいいのかも?
寝不足バンザーイ!
ということで、今朝もわたしは
4時起きです。(早起きの目的がズレている・・・)