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2017.10.02

手のひらのチカラ

子どものころ、
痛いところがあったり、お熱が出たとき
ママがそこに優しく手を当ててくれた
記憶があります。

「痛いの、痛いの、飛んでいけ〜!」

おまじないをかけられると
ほんとに痛みが和らぐから不思議!

手のひらは、魔法みたいです。
手を当てられただけで
ポカポカと暖かくなってきて
なんともいえない気持ちよさだったのを
覚えています。

わたしは子どものころから頭痛持ちでした。
緊張することがあると
そのあとには必ず頭痛・・・

大人になった今もそれは変わっておらず
ストレスがかかると
期待を裏切ることなく絶対、頭痛〜!

ああ、また来そうだな・・・っていうのは
事前にだいたい予測がつくので、

痛み始める前に
早めに鎮痛剤を内服すればいいのは
知識としては知っていますが

わたしは気合いと負けん気で生きてる人種なので
なるべく薬には頼りたくなくて、
とことん我慢してしまいます。
(いったい誰と勝負しているのでしょう?)

頭が痛くなったとき、

「我慢せんと薬飲んだら?」

「飲まんわっ!
飲まんゆーとるやろがっ!( *`ω´)」

の、押し問答があったあと
パートナーが両手でこめかみを包んでくれます。

触ってもらっている間だけは
痛みはどこかに吹っ飛んで
幸せな気持ちになります。

気のせいでしょうか?

・・・で、手を離すと
またズキンズキン・・・と始まります。

そんなことがあって
わたしはハンドパワーを信じるようになりました。

子どもたちはいつも
ママと手をつなぐのは自分だ!!
と喧嘩しています。

ごめんね、ママの手は2つしかないから
5人でじゅんばんこねー^ ^
(中学生以上はさすがに遠慮してくれます)

小学4年生ぐらいまで
さりげなく、わたしの手を求めてきます。

手をつなぐ
頭をなでる

など、手のひらを使って「触れる」ことは
心が結ばれあっている安心感を
もっとも端的に伝えてくれる
不思議な力があるんだなぁと実感します。

子どもたちは
わたしが握ったおにぎりを
「おいしい」って食べてくれます。

ママの魔法の手で
やさしく触れてあげると
子どもは笑顔を見せてくれますよね。

それはきっと
純粋な『愛』のエネルギーが発信源だから・・・

なのかもしれません ^ ^

手の持つチカラは
想像以上に人を癒します。

どこかをぶつけて痛かったり
おなかが痛くなったときなども
自然にそこに手を当てて自分で自分を
ヨシヨシしてしまいますよね。

治療を意味する『手当て』という言葉が
この動作からきていることは
よく言われる話です。

理屈ではなく痛みのあるところに
自然に手が動いていって
その部位に手を当てるのは
きっと本能的なものなのでしょう。

どんなに優れた機械より
人の手に勝るものはないのですね。

おっぱいケアでは
両手のひらを駆使して包み込んでいきますが
「めっちゃ気持ちいいです〜」と
みなさんおっしゃってくださいます( ^ω^ )

「ばぶばぶに来られるみなさまが
幸せになりますように・・・」

いつも祈りながらケアしています♪

まだまだ人として未熟なわたしですが、
この手のひらから
目には見えないすごいエネルギーが出ているのかと想像すると
ウキウキしてきます。

持っているチカラは
出し惜しみしないで使わないとね!

いろんな人に届け、
ハンドパワー!!!

・・・と、いい話を書いたあとに恐縮ですが

昨日、ドアで指をはさんだうちの3歳児が
「痛いー!」と泣きついてきたので
両手で包んで
「痛いの痛いの飛んでいけ」をしてあげようと思ったら
払いのけられてしまいました。

「そんなんいらん!パソコン(絆創膏)貼って!」

絆創膏を貼ると痛いのが治ってしまうのか!
ママの愛の手より絆創膏か!

マジかーーーーーーーーーーーーーー(T ^ T)

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