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2018.01.25

パジャマで学校♪

わたしが住んでいる地域は
市内に比べて気温が3℃ぐらい低い大阪の郊外です。

市内で雪がチラつくような寒い日は
夕方帰宅すると子どもたちが
「めっちゃ雪降ったでー!」と教えてくれます。

雪が降るほどじゃなくても
早朝、家の外に出ると周囲は一面霜に覆われて真っ白。

こうなるともう、着替えるのが寒すぎて、
朝、子どもたちはなかなか動きません。

「着替えるの寒いから
 夜から制服で寝とくわ!」

お風呂上がりに、本気で小学校の制服を着ようとする9歳。
(さすがに止めました・・・)

さらに10歳が素朴な疑問をぶつけてきました。

「私服の学校やったらさぁ
 パジャマで行ったらあかんのかなぁ?
 パジャマも私服やろ?」

パジャマは私服か制服か?
って言われたら、間違いなく私服ですよね。

だったら、パジャマで学校はOK?

うーーーん。
やっぱりそれはダメでしょうね~。

良いこと、悪いこと、
ケースバイケースの分別など
いろんなことのけじめがつけられない
子どもがルーズな格好で学校に行ったら、
勉強なんかまったく身が入らずリラックスしすぎて
グダグダになっちゃいますね。

先日アメリカ在住のママとweb相談で話していたら
向こうの小学校には『パジャマday』っていうのがあると
教えてくれました。

その名の通り、学校にパジャマを着ていく日で
子どもたちだけじゃなく、先生たちも全員パジャマなんですって!!

なんで?
パジャマで学校行く意味は?

真面目な日本人はつい、その理由を深く追求してしまうのですが、
アメリカの人たちから言わせれば、

いつもと違った格好で学校に行くって
なんだかワクワクするでしょう?
楽しければいいじゃない~♪

理由はいたってシンプルなのでした。

子どもの個性を尊重し、
イベントが大好きな国の教育は、なかなか斬新です。
がっちりと校則に縛られて学校生活を送っている日本人には
理解に苦しむスペシャルデー。

もちろん賛否両論あるでしょうけど、
わたしは世界は広くて愉快でいいなぁと思いました。

パジャマといえば、
昨年の夏、MBS放送の『明石家電子台』に出演したとき、
『子だくさんあるある』で

「朝、子どもを着替えさせるのがめんどくさいから
翌日の服を着せて寝かせてます」

と発言されたママがいました。

わたしは9歳が制服で寝たいというのを止めましたが
実際、そういうママもいらっしゃるのですね。

「それアカンって!
 知らんの?
 寝てる間に汗やら老廃物やらいっぱい出るんやで。
 パジャマに着替えるのにはちゃんと意味があるんや!」

間寛平さんがその意見に反論!

わたしが制服睡眠を止めた理由はあくまで
子どもの健康を思いやる母の愛ということではなく
「制服がグチャグチャになるのがイヤ!」
という、とても自己中な制止だったので(笑)
寛平さんの意見を「ほ~なるほど」と聞いていました。

すかさず、さんまさんが

「兄さん、寛平汁とか寛平クズとか
 夜中にえげつないモン分泌してはんの?」

鋭いツッコミで観客を湧かせていました。

睡眠中にはわたしたちはコップ1杯以上の汗をかいています。
体温を下げて深い眠りにつこうとする生理現象です。
「汁」やら「クズ」やらが
出ているかどうかはさておき、
寛平さんのいうことは、ある意味アタリなんですね。

だから、寝るときには吸水性と撥水性に優れた
パジャマに着替えることが大事なのだそうです。
汗をしっかり吸って、それを効率よく発散させる素材
(綿とか絹とか)で眠ることで、
衣類が蒸れて快眠を妨げるのを防いでいるのですね。

わたしはスウェットで寝てます。
子どもの頃はパジャマだったけど・・・

部屋着兼、パジャマ代わり。
急な来客でも恥ずかしくなく出られる手軽さ。
いわゆるパジャマ姿だと、そうもいきません。

で、スウェット。

そういう人、多いんじゃないでしょうか。

スウェットとパジャマの決定的な違いは生地の薄さと
平べったい縫い目なんですって。

体を締め付けず、眠るのに邪魔にならない機能とデザイン。
スウェットやジャージでもゆったりしていて
十分パジャマになりそうだけど、
実は、眠るために作られた衣類ではないため、
思ったよりも体に負担がかかっているんですって!!

スウェットは生地が厚く、
そのため縫い目もかなり分厚くなっています。
生地が厚いため寝返りや呼吸の邪魔になり、
また生地の厚みのある縫い目は体に部分的なストレスを与えて
必要以上に寝返りの回数を増やします。

フードやファスナーついているパーカーなどは、
頭や首の位置が正しい寝姿勢にならない可能性もあります。

寝返りは、体の負担を分散させることにも役立っていますが、
回数が多すぎると眠りは浅くなってしまいます。
さらにその寝返りが打ちづらいとなると
休息モードに入っている体にとってはかなりの負担なんですね。

それに対し、パジャマは、
体と生地の間に適度なスペースができるようになっている、
まさに眠るためだけに理想的に作られている服です。

寝る前は必ずおっぱいだったり、
絵本を読むことがスリープセレモニーだという子どもは
多いですよね。

大人も、部屋着でそのまま布団に入るより
寝る前にちゃんとパジャマに着替えることが
一つの儀式となって、体や脳が睡眠に向かうための準備に
なります。

交感神経から副交感神経へ、自律神経の切り替えは
わたしたちは子どもよりは上手にできるけど、
それでもスムーズな切り替えのためには
「パジャマに着替える」というのスリープセレモニーが大事なんですね。

『パジャマで寝ると疲れが取れやすい』
のなら、タンスの奥に眠っているパジャマ、
引っ張り出してみようかなぁ?

パジャマを着ることで、
体を交感神経から副交感神経に切り替えるなら、
やっぱり学校には、パジャマを着て行ったらアカンなぁ~。
授業中でも睡眠学習できるほどの天才やったらいいけど、
うちの子は凡人やから。

やっぱりパジャマ通学はあかんわ。

寒かろうが、
朝はシャキッと潔く着替えなはれ!

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