離乳食は〝喉ごし〟だからね!
よく、離乳食の本に記載してある表現
初期(生後5~6ヶ月)ゴックン期ー1回食
中期(7~8ヶ月) モグモグ期ー2回食
後期(9~11ヶ月) カミカミ期ー3回食
完了(1歳~) パクパク期
ゴックン→モグモグ→カミカミ→パクパク
うまいこと表すなぁと感心しますが、
実際の離乳食って
そんなうまく進むもんなんでしょうか?
もちろん、食べっぷりには赤ちゃんの個性があるので
最初からしっかり口を開いてくれる子もいます。
が、その一方で
さっぱり口を開けてくれない頑固者もいます。
よくママたちから質問されるのが、
与えたニンジンやほうれん草、ひじき・・・
さまざまな食材が、食べさせた形状のまま
全部うんちから出てくるんです。
これって消化できてないってことですよね?
というもの。( ´ ▽ ` )
例えば、いわゆるカミカミ期、
後期食に入った9ヶ月の赤ちゃんは、
ペースト状の初期食、舌でつぶせる中期食を卒業し、
いよいよ奥の歯茎を使って
食べ物を噛む練習をする時期と言われます。
ですが、3回食になってもなお、
『口に入ったら即、丸呑みやで!
離乳食は喉ごしやでー!!』
という子は珍しくないように思います。
モグモグ?
カミカミ?
そんなすごいこと、
うちの子はできませんでしたよ。
手つかみ食べがすっかり上手になる1歳すぎまでは、
スプーンで口に運んだ離乳食は一瞬にして
飲み込んでました。
それを「食べる」と
表現していいものだろうか・・・と悩みます。
なんちゅーても「丸呑み」ですからね( ̄∀ ̄)
「食べさせるスピード遅いっ!」
「チャッチャと動いて!要領悪いねん!」
食に興味がある赤ちゃんの場合に限られますが、
机をバンバン叩かれ
理不尽に怒られることもあります。
ちゃんとモグモグ、カミカミしていたなら、
スプーンのスピードが間に合わないなんてことは
ありえないはずと思いますけど?
赤ちゃんが離乳食をしっかりカミカミできるようになるのは
奥歯が生えてからです。
1歳で、上下4本ずつ生えていたらいい方で、
ようやく1本目が生え始めたばかりの子もいます。
とんがった前歯ではカミカミはできません。
歯茎を使ってモグモグの真似っこはできるかもしれないけど、
『咀嚼』というには未熟すぎます。
奥歯が生えてくるまでは、
おっぱいやミルクを飲み込むのと同じ要領で
口に入ってきた離乳食はどんな形状であれ、飲めそうな大きさなら
おかまいなしにゴックン!!
ちなみに赤ちゃんは500円玉の大きさのものまで
丸呑みできちゃうと言われていますから、
中期食や後期食程度の食材の刻み方なら
余裕で飲み込みますよ~。
先日、ばぶばぶでごはんを食べていた1歳1ヶ月の赤ちゃんは、
うどんを1本そのまま丸呑みしてました!!(笑)
口から胃まで、うどんが繋がっていたのではなかろうか?!
食材そのまま出てきても、
大丈夫、消化不良ではありません。
栄養分はそれなりに吸収されていますので
丸呑みしていても、下痢や嘔吐がなく元気にしているのなら
そのまま離乳食続行でいいと思います。
わたし的には、
離乳食初期ーゴックン
中期ーゴックン
後期ーゴックン
完了ーここでようやくモグモグカミカミ
そんなイメージを持ってます( ̄∇ ̄)
さぁみなさんご一緒に!
Repeat after me
『離乳食は喉ごし!』