HISAKOブログHISAKOブログ
2018.06.07

エアコン使ってね!!

大阪も梅雨入り!
蒸し暑い季節です。

自然いっぱいのわたしの自宅付近では、
カエルの大合唱が聞こえてきます。
自宅の裏山には力強く生命力溢れる野草がたくさん茂り、
青々と初夏を思わせます。

保育園に通う子どもたちは
『カエルのうた』を合唱。

雨の朝などは涼しくて
快適な陽気だったりもしますが、
日によってはムンと蒸し暑くて
エアコンに手を出したい衝動に駆られます。

クーラーつけようかなぁ・・・
いや、まだ6月やしなぁ。
今からそんなことじゃ、真夏はどうするねん?
でも暑い・・・
いや、だからって、
ここでクーラーつけたら負けや!!

見えない敵と戦っておられるママの話を
最近よく聞きます。

誰との戦いなのでしょうか。
電気代星人かなぁ??笑

なるべくエアコンに頼りたくない気持ちはわかりますが
現代の日本の夏は、昔の夏とは違います。
わたしが子どもの頃は
30℃超える日は少なかったです。

今は地球は温暖化が進み、
30℃なら「今日は涼しいね」、
35℃も当たり前の時代になりました。

呼吸もしづらいような、うだるような暑さ。
だから、小さな子どもがいらっしゃるご家庭は
快適な住環境を作ってあげてください。
勝ちとか負けの問題とちゃいますが、
自然界の動向に、人間は到底勝てません。
潔く負けを認めて、エアコンに頼ってください!
(いや、勝ち負けじゃないんやけど)

クーラー病っていう言葉があるように、
エアコンの涼しい部屋で過ごすのは
身体に良くないとか、

赤ちゃんの汗腺が育たず、
体温調節ができない子になってしまう、

という説を聞きますが、

小さな子どもは体温調節機能が未熟で、
体内の熱を上手に発散できません。

油断するとあっという間に熱が出たり、
新陳代謝が活発なので、
大人が思っている以上に汗をかいて、
簡単に脱水を起こしたりします。

ばぶばぶでは毎年、
だいたいゴールデンウィークを過ぎる頃から
赤ちゃんが熱中症にかかった話を聞きます。

小さな氷と、巨大な氷を
暑いところに出したらどちらが先に溶けるでしょうか。
巨大な氷が溶けきるには時間がかかるけど、
小さな氷は一瞬で溶けてなくなってしまいますよね。

それと同じように、体の小さな赤ちゃんは
大人に比べて外気の影響を受けやすいわけです。
大人が「ちょっと不快やな~」も、
赤ちゃんにとっては「助けて!」のレベルだったりします。

だけど、それを言葉で伝えることもできなければ
自分から水分補給ができるわけでもないので
外気温に影響されて体温変化が激しくなり
体調を崩しやすいです。

汗腺は、3歳ぐらいまでに発達して行きますが、
暑い時期に一歩も外出せずに家の中に数ヶ月過ごして
一滴の汗もかかない子はいませんね。

普通に生活していれば
買い物にも行くし、レジャーや旅行に
出かけたり、帰省することもあるでしょう。

常識的な生活をしていれば
家にいるときにエアコンをつけていても
汗腺が発達しないということはあり得ません。

快適な室温は?
外気温に合わせて設定するといいと思います。
一律同じではなく、例えば外気温は高くないのに
湿度が高いときは除湿が必要だし、
外気温が35度なら、室内は30度ぐらいでも
十分涼しく感じられます。
外気温と室内温の差を大きくしすぎないようにしましょう。

大人の感覚で、
「あと1℃下げたいな~」ぐらいが
赤ちゃんにとっては冷えすぎず、暑すぎず、かも
しれませんね。

直接赤ちゃんに風が当たらないように
寝かせる場所も考えましょう。
扇風機も同様。
大人でも、風に当たると疲れます。
壁に一旦当てた風が跳ね返って赤ちゃんに届く、
ぐらいでちょうどいいです。

夜、寝付くときだけタイマーでエアコンをつける人もいますが、
真夏は結局、夜中に暑くて起きてしまい
エアコンつける→消える→つける・・・という
繰り返しパターンになりがちです。

汗をかいて、エアコンで汗が気化することで
身体が冷えます。
それが風邪などの体調不良を誘発するので
いっそのこと、夏の夜はエアコンつけっぱなしでお願いします。
つけたり消したりするより、その方が電気代も省エネですよ。

先日、わが家の保育園児が
給食の前に嘔吐と微熱。
胃腸炎かと疑ったけど、家に帰ってきたら
めっちゃ元気で晩ごはんもしっかり食べ、
翌日はいつも通りに登園しました。

その翌日、またしても外遊びの後に吐いたと園から連絡。
聞くと、午前中は園庭でドッヂボールで走り回った、と。

うーん。
どう考えても感染性の胃腸炎ではなさそう。
いいウンチも出てるし、朝ごはんも晩ごはんもモリモリなので、
消化不良も違う。

嘔吐と微熱の原因は、
軽い脱水しか考えられません。

5歳児でも、こんなことがあるわけです。
ましてやもっと小さな子どもたちは
暑さ対策、湿度対策、水分補給、
気遣ってあげてくださいね!

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