( 1 )【おへや着】赤ちゃんを迎えるために必要なもの(全6編)
わたしはときどき、赤ちゃん用品のお店に偵察に行きます。
ばぶばぶでママたちにアドバイスをするのに、
最先端の情報は常に頭に入れておかなければいけないからです。
第1子を出産したのは20年前。
当時と比べて最近の育児グッズ事情は
大きく様変わりしました。
工夫された便利そうなグッズが所狭しと売られていて
あったほうがいいのかな~と、
ママの心は揺さぶられるでしょうね。
でも実際には、赤ちゃんを迎えるにあたって
絶対必要なものって案外少ないんです。
某育児用品店の『購入リストマニュアル』を見ていると
リストに書いてある通りに全部揃えたら、
いったいどれだけのお金がお財布から消えるねん?!
・・・恐ろしくなります。
おなかの大きな妊婦さんが、
実のお母さんや旦那さんと、あれこれ言いながら
大きなカートに育児用品を次々放り込んでいる姿を見て、
いつも「それいらん!買わんとき!」と、
叫びそうになりつつも、グッと耐えてます。
(けっこう辛いです)
店員さんが、妊婦さんにしている商品の説明も
「なんでやねん!」ってツッコミ入れたく
なる話ばかりが耳に入ってきます。
(これもかなり苦痛です)
とはいえ、はじめての赤ちゃんなら、
何を揃えたらいいのかわからなくて当然だし、
マニュアルのとおりに購入してしまうかもしれませんよね。
子どもがいるとなにかと出費がかさむからこそ、
最初から無駄なものにお金は使ってほしくないです!
そこで、11人産んだわたしが、
「絶対いるもの」「いらないもの」
また、その理由を、
商売無関係の立場でぶっちゃけさせていただきたいと
思います。
もうすぐ赤ちゃん誕生の妊婦さんたち!
必見ですよ~
以上、6項目に分けて
某育児用品店の購入マニュアルに沿って、
わたしなりの見解をお伝えしていきます。
6回シリーズで順次アップし 上記タイトルにリンク設置していきますね。
→赤ちゃんが最初に着る基本の肌着。縫い目やタグが外側にあり、
・赤ちゃんに優しい仕様になっています。
(目安数5~6枚)
→短肌着は春夏秋冬どの季節に生まれる赤ちゃんにも必要なし!
・短肌着は赤ちゃんのウエストまでしか長さがありません。
・新生児は動かない?いえいえ、けっこう足を上げたりして
・バタバタしますよ。そうするとすぐハダけます。
(目安数0枚)
→短肌着の上に重ねて着せます。
(目安量5~6枚)
→赤ちゃんのいるお部屋は、快適室温に調整しますよね。
・冬なら大人がトレーナーで過ごしてちょうどいぐらい、
・夏ならTシャツで汗が流れないぐらいの室温です。
・快適な環境ならば、短肌着に長肌着を重ねる必要など
・まったくないと思います。長肌着は短肌着より長く、
・赤ちゃんの足がすっぽり隠れるぐらいですが、
・足や股の部分で留められないので、背中で布地がごわつく
・危険あり。赤ちゃん不快だと思います。
・よって、必要なし!
(目安量0枚)
→短肌着の上に重ねて着せます。
・股下にスナップがついているので足を動かしてもはだけません。
(目安量5~6枚)
→肌着はコンビ肌着オンリーでいいと思います。
・股下のスナップは外しておけば長肌着のように着られるし、
・外に出るときは留めて、背中で衣類がごわつくのを
・防ぐことができます。
(目安量5枚)
→新生児の頃はドレスとして、足の動きが活発になる頃からは
・股下を分けて着せられる便利な2WAY。
(目安量3~4枚)
→必要なし!
・足は新生児のころからよく動かします!
(目安量0枚)
→股下が分かれた形状です・デザインが豊富なので
・お好みのものを選びましょう。
(2~5枚)
→コンビ肌着+カバーオールの、2枚重ねの組み合わせが
・もっとも使いやすい基本スタイルです。
(5枚)
→生後3ヶ月頃から着せる肌着。
・前開き、ショルダー開き、肩スナップがあり
・おなかが出ません。
(2~3枚)
→生後3ヶ月には、
・多くの子が生まれたときの倍の体重になりますよ!
・ロンパースは「赤ちゃんを迎える準備」として
・早々に購入しないほうがいいです。
・サイズも70cmサイズがぴったりになる場合も多いので
・購入は早まらないで!!
(0枚)
→首のすわらない赤ちゃんも、おくるみで包めば抱きやすくなります。
・掛けたり敷いたりいろいろ使えます。
(1~2枚)
→必要なし!
・バスタオルではダメですか?
・家にあるひざ掛けじゃダメですか?
・夏ならママが持ってる大判ストールだって
・十分おくるみになりますよ。
・冬ならママの前開きパーカーの中に、赤ちゃんすっぽり入れたら
・ポカポカあったかおくるみ代わりにぴったりです!
(0枚)
→小さな足にもフィットする伸縮性にすぐれた
・肌触りのよいものを選びましょう。
(2~3足)
→必要なし!
・赤ちゃんは足の裏、手のひらで体温調節をしています。
・足の裏を靴下で覆ってしまうと、熱が体内にこもって
・微熱を出すことも。お部屋では真冬でも、靴下は履かせません。
(0枚)
・もし購入するなら足先を隠さないレッグウォーマーです!
・
→よだれ、ミルクの吐き戻しなどで
・衣類が汚れないように使います。
(3~5枚)
→よだれが出始めるのは生後2~3ヶ月から。
・その量は、個人差が大きく
・少ない子はほとんど出ないし、多い子は
・スタイなんかじゃ追いつかないほどボトボトになります。
・よだれが多いかそうじゃないか、スタイがいるかいらないかが
・はっきりするのはもう少し先です。
・なので、早まって購入しないでください。
・ちなみにミルクや母乳の吐き戻しは、盛大である場合も多く
・スタイごときで衣類の汚れは防げません。
(0枚)
→入浴時や授乳時、よだれ拭きなど多目的に使え、
・何枚あっても重宝します。
(10枚~)
→何枚あっても・・・重宝しないと思います(笑)
・ガーゼハンカチは柔らかい素材で赤ちゃんの肌には優しいですが、
・薄っぺらいので、そんなに多くの水分は吸い取れません。
・使うのなら普通のハンドタオルで十分だと思います。
・また、入浴時はガーゼで洗うより、ママの手のひらで
・優しく洗ってあげたほうがいいと思います。
(0枚)
→肌寒い日の体温調節や寝冷え防止に着せます。
(1~2枚)
→買ったはいいけど、使い道がわからず
・結局着せないままサイズアウト、ということが多いです。
・家の中ではコンビ肌着+カバーオールの姿でちょうどいいように
・快適な空間を作ってあげてください。
(0枚)
→寒さから赤ちゃんを守る上着。
・ベビーカーでのおでかけにも最適です。
(1~2枚)
→新生児をベビーカーに乗せて出かける機会って
・そんなにありますか?
・どうしても、のときは、
・おくるみがわりに家にある
・フリースのひざ掛けやママのパーカーなどを代用して
・暖かく包んであげればOK。
・外に出る機会の増える生後3ヶ月以降が真冬にあたる赤ちゃんは、
・必要になった時点で購入しましょう。
・早まって購入するとサイズ選びで「こんなはずでは!」に
・なってしまうので慌てないでくださいね。
(0枚)
→夏の日差しや冬の寒さから赤ちゃんを守ります。
・(1~2枚)
→赤ちゃんの頭はすごいスピードで大きくなっていきます。
・夏ならママが日傘で影を作ってあげるのが
・もっとも涼しいでしょう。
・冬は、抱っこひもの中に入れて頭からひざ掛けで
・覆ってあげれば完璧。
(0枚)
→よく汗をかく赤ちゃん。背中にこのパッドを入れると
・肌着の代わりに汗を吸い、さっと抜くことができます。
(5~6枚)
→室内で、背中にじっとり汗をかく時点で
・部屋は暑すぎます!
・カバーオールを脱がせてコンビ肌着1枚にしてあげるなど、
・調整してあげましょう。
・また、汗をかくのは背中だけじゃありません。
(0枚)
→赤ちゃんがお顔をひっかいて傷つくのを防ぐのに
・使います。
(2~3枚)
→小さなおててをバタバタさせていると、
・ふと触れるのが自分の顔です。
・赤ちゃんは、手に触れたものはなんでも握るという反射を
・持っているので、それが自分の顔であってもぎゅーっと
・握ってしまいます。爪も薄いので、デリケートな肌に
・ひっかき傷を作ることはしょっちゅうですが、
・なんせ若いので(笑)、あっという間に治ってしまいます。
・いろんなものを直接触ることで、刺激が脳に伝わり
・発達していくのです。ですからなるべくミトンは使わないように。
・傷がジュクジュクになって浸出液が出るレベルでなければ
・放置で大丈夫です!
・(0枚)
店員さんの説明に
あ“〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっっ!\\\٩(๑`^´๑)۶////
と、なったエピソードをひとつ。
妊婦:おくるみって必要ですか?
店員:はい、赤ちゃんは包み込んであげると安心するので
あったほうがいいと思いますよ。
これなんかいかがでしょう?
赤ちゃんの頭の位置の布が三角に折り返してあるので
帽子がわりにもなるんです!
妊婦:便利ですね!
店員:でしょう〜〜♡
HISAKO心の声:それ、いくらすんねん?
ママのパーカーが一番便利やっちゅーねん。
ジッパーあるし、はだけへんしな!