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2019.03.15

骨盤から見た、赤ちゃんの股関節脱臼

胎内の赤ちゃんの股関節は
それはそれは柔らかくデリケートです。

それなりに強く発達するのは
生後3ヶ月をすぎた頃以降だと言われています。

柔らかいゆえに、ちょっとした刺激で
脚の付け根の境目の部分(寛骨臼)から
太ももの骨が外れてしまいます。
その状態が股関節脱臼です。

赤ちゃんは股関節に問題があっても
痛みを感じません。

気づかないまま成長してしまうと、
だんだん痛みが現れるようになって
脚の長さに差が出て、
脚をひきずって歩いたり、
身体バランスが悪くなることで
全身の不調につながっていくことになります。

子宮は、
骨盤のなかにじん帯で
ハンモッグ状に吊り下げられている臓器です。

先細りのふんわりやわらか
タマゴ型であるのが理想です。

だけど骨盤がゆがむと、
まわりの筋肉やじん帯が過剰に引き伸ばされて
タマゴ型とは程遠い、
カチコチに固いヘチマ型の子宮になってしまいます。

子宮の形がキレイなタマゴ型だと、
赤ちゃんは頭を下にして股関節を開き、
膝を自分のおなかにくっつけるような、
M字の脚の形をとります。

股関節は動きをさまたげることがなく
自由に動くので赤ちゃんは快適です。

でも、ママの骨盤に問題があって
へちま型子宮だと、
赤ちゃんは窮屈でタマゴ型の理想的な
M字姿勢を保つことができません。

なんとかして安定した姿勢を見つけようと
試行錯誤を繰り返します。

膝を伸ばしてみたり、あごをあげてみたり、
横を向いてみたり・・・

細長い子宮の形に自分の姿勢を合わせることで
バランスをとろうとします。

バランスをとった結果、
膝を伸ばすことで細長い子宮の形に合わせて
赤ちゃんも細長くなるような姿勢をとります。

膝を伸ばすことで胎内姿勢が安定すると
股関節は自由に動かせなくなるので
未発達のまま骨がズレて、
股関節脱臼の原因になってしまいます。

このような理由で、
逆子で生まれてきた赤ちゃんには
圧倒的に股関節脱臼が多いです。

妊婦健診でもらった
超音波エコーの写真をチェックしてみましょう。

妊娠初期、
赤ちゃんの袋(胎のう)はなだらかな円形、
もしくは楕円形をしていますか?

ママの骨盤が
妊娠初期の時点から早くもゆがんでいると
この時点で子宮もすでにヘチマ型です。

その中にある胎のうも、
過剰に引き伸ばされてへちま型になっています。

妊娠がわかった途端から
赤ちゃんは股関節脱臼のリスクを
背負ってしまうのですね。

妊娠週数が進んだエコー写真では、
赤ちゃんが子宮内で股関節を開いて脚を曲げ、
M字のタマゴ型姿勢をとれているかどうか
膝を伸ばしていないかどうか、
確認してみましょう。

赤ちゃんの自然な姿勢を妨げることがないよう
胎内から健全な股関節を作っていけるように
妊娠中はふわふわやわらかい
タマゴ型子宮を目指して
骨盤をケアしましょうね。

赤ちゃんが生まれたあとも、しばらくは自然なM字の脚姿勢が続きます。
股関節の開きを妨げるような窮屈なおむつ、
衣類をつけると、股関節の発達がうまくいかなくなり
脱臼しやすくなってしまいます。

赤ちゃん体操などで無理に脚を伸ばさないように。
また、脚が伸びたままの姿勢で
おくるみでぐるぐるに巻くのもよくありません。

抱っこのときは股関節の開きを妨げないように
股の下から片手を入れておしりを支えるようにして
抱っこしてあげましょう。

おむつ替えのとき、
足首を持ち上げていませんか?
これも股関節脱臼の原因になるので注意です!

産後3~4ヶ月まで、
股関節が未発達な時期はスリングでのだっこも要注意です。
使い方次第では股関節脱臼を起こす原因になるので
助産師に正しいだき方を教えてもらってくださいね。

赤ちゃんを裸にしてあおむけに寝かせ、
両脚を揃えて膝を伸ばしたときに
左右の太もものシワの位置や数が違ったり、
左右の脚の長さが違う場合や
両脚を曲げ、膝が外を向くように広げたときに
ポキっ!コキっ!と音がしたり、
開きにくくて膝の外側が床につかないなどが認められるときは
整形外科で診てもらいましょう。

ママのお世話次第で赤ちゃんの股関節脱臼の
ほとんどは防ぐことができます。

もし、脱臼や脱臼予備軍であっても、
早く見つけてあげることができればちゃんと治るので
心配しないでくださいね!~~~

胎内の赤ちゃんの股関節はそれはそれは柔らかくデリケートです。

それなりに強く発達するのは
生後3ヶ月をすぎた頃以降だと言われています。

柔らかいゆえに、ちょっとした刺激で脚の付け根の境目の部分(寛骨臼)から
太ももの骨が外れてしまいます。その状態が股関節脱臼です。

赤ちゃんは股関節に問題があっても
痛みを感じません。
気づかないまま成長してしまうと、だんだん痛みが現れるようになって
脚の長さに差が出て、脚をひきずって歩いたり、身体バランスが悪くなることで
全身の不調につながっていくことになります。

子宮は、骨盤のなかにじん帯でハンモッグ状に吊り下げられている臓器です。
先細りのふんわりやわらかタマゴ型であるのが理想です。
だけど骨盤がゆがむと、
まわりの筋肉やじん帯が過剰に引き伸ばされて
タマゴ型とは程遠い、カチコチに固いヘチマ型の子宮になってしまいます。

子宮の形がキレイなタマゴ型だと、
赤ちゃんは頭を下にしてコナン説を開き、
膝を自分のおなかにくっつけるような、M字の脚の形をとります。

股関節は動きをさまたげることがなく
自由に動くので赤ちゃんは快適です。

でも、ママの骨盤に問題があって
へちま型子宮だと、
赤ちゃんは窮屈でタマゴ型の理想的なM字姿勢を保つことができません。

なんとかして安定した姿勢を見つけようと試行錯誤を繰り返します。
膝を伸ばしてみたり、あごをあげてみたり、
横を向いてみたり・・・

細長い子宮の形に自分の姿勢を合わせることで
バランスをとろうとします。

バランスをとった結果、
膝を伸ばすことで細長い子宮の形に合わせて
赤ちゃんも細長くなるような姿勢をとります。

膝を伸ばすことで胎内姿勢が安定すると
股関節は自由に動かせなくなるので
未発達のまま骨がズレて、股関節脱臼の原因になってしまいます。

このような理由で、逆子で生まれてきた赤ちゃんには
圧倒的に股関節脱臼が多いです。

妊婦健診でもらった超音波エコーの写真をチェックしてみましょう。

妊娠初期、赤ちゃんの袋(胎のう)はなだらかな円形、
もしくは楕円形をしていますか?

ママの骨盤が妊娠初期の時点から早くもゆがんでいると
この時点で子宮もすでにヘチマ型です。

その中にある胎のうも、過剰に引き伸ばされてへちま型になっています。
妊娠がわかった途端から赤ちゃんは股関節脱臼のリスクを
背負ってしまうのですね。

妊娠週数が進んだエコー写真では、
赤ちゃんが子宮内で股関節を開いて脚を曲げ、
M字のタマゴ型姿勢をとれているかどうか
膝を伸ばしていないかどうか、
確認してみましょう。

赤ちゃんの自然な姿勢を妨げることがないよう
胎内から健全な股関節を作っていけるように
妊娠中はふわふわやわらかいタマゴ型子宮を目指して
骨盤をケアしましょうね。

赤ちゃんが生まれたあとも、しばらくは自然なM字の脚姿勢が続きます。
股関節の開きを妨げるような窮屈なおむつ、
衣類をつけると、股関節の発達がうまくいかなくなり
脱臼しやすくなってしまいます。

赤ちゃん体操などで無理に脚を伸ばさないように。
また、脚が伸びたままの姿勢で
おくるみでぐるぐるに巻くのもよくありません。

抱っこのときは股関節の開きを妨げないように
股の下から片手を入れておしりを支えるようにして
抱っこしてあげましょう。

おむつ替えのとき、
足首を持ち上げていませんか?
これも股関節脱臼の原因になるので注意です!

産後3~4ヶ月まで、
股関節が未発達な時期はスリングでのだっこも要注意です。
使い方次第では股関節脱臼を起こす原因になるので
助産師に正しいだき方を教えてもらってくださいね。

赤ちゃんを裸にしてあおむけに寝かせ、
両脚を揃えて膝を伸ばしたときに
左右の太もものシワの位置や数が違ったり、
左右の脚の長さが違う場合や
両脚を曲げ、膝が外を向くように広げたときに
ポキっ!コキっ!と音がしたり、
開きにくくて膝の外側が床につかないなどが認められるときは
整形外科で診てもらいましょう。

ママのお世話次第で赤ちゃんの股関節脱臼の
ほとんどは防ぐことができます。

もし、脱臼や脱臼予備軍であっても、
早く見つけてあげることができればちゃんと治るので
心配しないでくださいね!

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