【いのちの授業】動画が完成しました!
助産院ばぶばぶでは、
保育園・幼稚園、小学校、中学校、高校に出向き
さまざまな発達段階にある子どもたち、 保護者、教職員を対象に 『いのちの授業』を実施しています。
「いのちの尊さ・大切さ」は
知識として一方的に教え込むのではなく、
限りのあるいのちを
子どもたち自身が、人としての「生き方」として
主体的に考える機会を持てるよう
誕生学に加え、死にも触れていきます。
自分を大切にするってどういうこと?
人を思いやるってどういういうこと?
本当の優しさとは?
誰かを好きになるとは?
そもそも
いのちって何だろう?
これらはどれも
理屈で答えが導かれるような
簡単なことではありません。
授業では、
本物の赤ちゃんや妊婦さんと触れ合うことで
ずっしりくる重み、呼吸のリズム、体温・・・
はかなげな小さないのちを
心と身体で感じてもらいます。
〝人間の身体の持つ機能の素晴らしさ〟に
気づいていくことこそが、
『いのちの授業』の原点であり、
性教育の始まりとなります。
『性』とは、
自分が一生付き合っていく身体のこと。
自分を知っていくことこそが〝性教育〟
なんですよね。
だから、『いのち』のお話と、『性』のお話は
切り離して考えることはできません。
わたしたちの身体と心は
「すごい!」「不思議!」に満ち溢れています。
『性』に小さいうちから関心を持ち
探索していくことは
自分探しの旅でもあります。
大人がはぐらかしたりウソを教えたりすれば、
子どもはそれがウソだと気づきます。
でも好奇心は押さえることができないので、
結局どこかで、中途半端な不正確な情報を
得ることになり、
親に対しては「はぐらかされた」
ことだけが記憶に残ります。
やがてその記憶は
『性』は聞いちゃいけない、
話してはいけないことなんだと
マイナスイメージの価値観を作り上げて
しまうことになりかねません。
ボクってすごいな!
ワタシって素敵かも!
キラキラ輝く『性』が
育まれていくように
子どもたちが疑問に思ったことに対して
大人は誠実に
ありのままの事実を
さわやかに
ロマンチックに
話してあげられると素敵です。
大人の誠実な姿は
必ず子どもの心に伝わります。
その信頼感や安心感は
やがて、彼らが思春期を迎えたときに
自分自身への愛や
他人への愛へと形を変えて
健やかに育まれていくことでしょう。
周囲の人が
あなたたちをいかに大切に想っているのか。
子どもたちは自分の存在を肯定してもらうことで、
「自分がかけがえのない存在であること」
を学びます。
ほめられてきた人は、
他人を愛し、信じることができます。
失敗を恐れずチャレンジできる子になります。
家庭内では多くの場合、性はタブー。
彼らの輝く未来のためにと、
ちょっと踏み込んだ性教育を盛り込めば
「行き過ぎ」と非難されるのが学校の現状です。
本当に伝えるべきことがうやむやにされたまま
表面的で薄っぺらく行われる性教育に
どんな意味があるのでしょうか。
10代の女の子たちが
毎日たくさん人工妊娠中絶を受けている現実は、
日本の性教育が実を結んでいないことを
物語っています。
「大人になるまでセックスはダメ!」といった
杓子定規で柔軟性のない指導など
いくら熱く語ったところで、
彼らが聞く耳を持つはずもありません。
必要なのは、
セックスについての実践的な知識、
そして、それぞれが主体的に判断して
正しく行動できるようになることです。
セックスをすることが悪いのではありません。
その行為がもたらす結果に対して、
または、結果を見越して、
適切な対応をとれないことが問題なのです。
大人が、
性教育を放棄してしまっている
それが日本の恥ずかしい現実だと思います。
ひとつしかない「身体」と
ひとつしかない「心」。
過去から未来へと
受け継がれていくいのちのリレーが
幸せなものでありますようにと
願ってやみません。
ばぶばぶが力を入れる
オリジナリティーあふれる漫才ばりの『いのちの授業』
おもしろくて感動する!
大笑いして勉強になる!
眠たくならないこんな授業はじめて!
子どもたちからは大絶賛を受けています。