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2019.12.24

サンタクロースが届けてくれたモノ

今日はクリスマスイブです。

子ども7人分のプレゼントを準備したわが家のサンタは
ふところが寒くて凍えそうです(^◇^;)

ばぶばぶでママたちにリサーチしてみたところ
サンタクロースからのプレゼントは
だいたい1人につき5000円前後が相場のようです。

みんなかわいいわが子のために
がんばってますねー♡

過去21年間、常に
わが家にはサンタさんの到来を心待ちにする
年齢の子どもたちがいて

毎年、欠かすことなく
サンタさんはピュアな子どもたちの期待に
応えてくれました。

まだサンタさんの存在を知らない赤ちゃん時代と、
真実を知ってしまう小学校高学年以降になると
サンタさんが来なくなる、
というおうちが多いようですが

サンタさんの存在を
熱く信じている年齢のきょうだいがいる場合、

「どうして赤ちゃんにはプレゼントがないの?」
「どうして兄ちゃんにはプレゼントがないの?」

という、
つじつまの合わない事態になるので、
サンタさんは気を遣います。(笑)

あるママが
おもしろい諸説を教えてくれました。

「赤ちゃんはまだ〝登録〟してないねん。
だからサンタ来ないわー」

上の子は
大きくうなずき、納得したそうです。

会員登録制!
それは知らんかったわー!(笑)

1人5000円として、
いったいサンタさんは
うちの子どもたちに今までトータルどのぐらい
お使いくださったのでしょうか?

世の中、知らないほうがいいことってことがありますが
ものすごーく、答えを聞くのが恐ろしい計算を
長女がしてくれました。(^◇^;)

・・・63まんえん

ひゃああああ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
こわすぎっ!
こわすぎですよ、サンタさん!!
やっぱり聞くんじゃなかったわ!

うちの5年生ななちゃん、6年生ここちゃんは
すでにサンタクロースの真実に
気づいているようですが

「人間がわかってることなんて
たかが知れてんのにさ!
その先に広がってる、わからん世界を
はじめっから〝ない〟って決めつける
大人ってホンマ、イケてないわ〜」

わかってるけど。
わかってても。
夢を捨てんなよ、大人!

ってことですよね。(^_^;)

すべての物事には
必ず理由と結果があって、
それらは科学的に説明できるはず。
大人になると現実的に考えてしまいます。

そのこと自体は間違いじゃないけど
確かに、すべての原因や理由を見つけ出し、
アセスメントするには無理があると思うんですよね。

例えば
精子と卵子が出会って受精し
子宮に着床、胎児が育っていく世界観は
いまだに医学で解明できない神秘の部分がいっぱいあって
わたしたち凡人にはわかり得ません。

月経周期だって、
なぜ月の満ち欠けのリズムと一致してるのでしょうね。

人のカラダって、不思議だらけ。

目に見えないことや謎めいたものを
信じる、信じないは
人それぞれの自由だけど、

科学的な視点と、非科学的な視点、
両方から物事を見ることができたほうが
自分の視野や考え方が広がると思うんですよね。

不思議なことを難しい理論抜きにして
ただ「不思議だなー」

見えないものを混ぜ返して否定せず
ただ「あったらいいな」

素直に受け入れる柔軟な遊び心を持てれば
ささやかな幸せを見つけられるようになるんだってことを
わたしは子どもたちに教えてもらいました。

サンタさんのように、
決して見ることのできない不思議な存在は
他にもたくさんあって、
子どもは、見えないものを素直に感じ、
つかみどころのないものを怖がったり
ワクワクしたりします。

宇宙人・おばけ・鬼・ドラゴン・妖怪、幽霊

子どもと一緒に
こういうのも、あるかもしれない!
と信じていたほうが人生ワクワクしますね♪

大晦日に20歳の誕生日を迎える長女は
14年前、1年生のときにサンタクロースからもらった
手紙を今も大切にしています。

激しかった思春期、
ママのことなんか大嫌いな荒れた時代にも
なぜか彼女の部屋の壁のコルクボードには
その手紙がひっそりと飾られていました。

その手紙を
いつまでも大切にとっていたのは
どうしてなのか?

クリスマスの贈り物に胸を踊らせ
信じて疑わなかったサンタクロースからの
特別な手紙だから、
という単純な理由ではない気がしています。

サンタさんの真実を知ったあともなお、
サンタクロースが残してくれた
『大切なもの』がずっと彼女の心の中に
輝いていたからじゃないかと思っています。

自分を想ってくれるサンタ
つまりママの
見えない優しさ、勇気、愛情、願い・・・
サンタの筆跡から滲み出る、絶対的な癒しの力。

わたしたちの人生は、
たくさんの「見えない大切なもの」に支えられています。

小さいときに信じていたサンタさんの存在は
すずちゃんの中に愛情と信頼などの
「見えないものを信じる」という
謙虚で素直な心を養いました。

大切なのはサンタさんそのものではなく
サンタさんが子どもの心に働きかけて
生み出す力なのです。

幼い日に
サンタさんが陣取っていたすずちゃんの心の場所は
気づかぬうちに、尊さと気高さ、
そして謙虚な品格が根をおろす場所として
置き換えられていたのだと思います。

遠い昔に去ってしまったサンタさんは
大切な宝物を彼女の心の中に残してくれました。

物理的に、
サンタクロースはいないってわかったけど
心理的に、
サンタクロースはいたことがわかった!

サンタさんがいないと気づいたら
終わりじゃないんですね。
それは実は始まりだったのかもしれません。

純粋な心。
見えないものをイメージする好奇心。
そしてそれを信じる心。

それは、サンタさんを信じる子どもが
プレゼントにワクワクしながら
寝床につく気持ちとなんら変わりません。

先入観のない素直な子どもたちは
もしかしたら直感的に
サンタさんからプレゼントが届く
『本当の理由』を
理解しているのかもしれません。

そして彼らが感じているその『理由』は
わたしたち大人が思っているより
ずっと深かったりするのかな。

子どもにも、大人にも、
誰の目にも見えなくて
合理的な理屈だけでは説明できないことの中に
大切なことがあるのです。

喜ぶ顔が見たい。
夢を持ち続けてほしい。
幸せな人生を歩んでほしい。

そんなあなたの子どもへのまっすぐな想いが
サンタさんを生み出しました。

明日の朝、
わたしたち大人にも見えないサンタさんから

『幸せ』

という大きな贈り物が届くはずです。

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