はぁ?『スマホに子守りをさせないで』ですって?
『スマホに子守りをさせないで!』
という、カラーのイラスト仕立て
なかなかの上等紙で作成されたリーフレットを
ご存知でしょうか。
赤ちゃんが生まれたあと
役所に出生届を出しに行くと
もろもろの書類と一緒にいただきます。
日本産婦人科医会と日本小児科医会が
共同で配布していて
産婦人科や小児科の待合室にも
掲示されていることもある
子育てに関しての啓発リーフレットなんですが
その中身がヤバイです!!
読んでみると
なかなかオモロイことばかりが書いてあるんです。
リーフレットによると、
以下は、正しい子育てだそうです。
↓↓
・授乳時は赤ちゃんと目と目を合わせ
語りかけることで赤ちゃんの安心感と親子の愛着が
育まれます。
・親子が同じものに向き合って過ごす
絵本の読み聞かせは、親子が共に育つ
大切な時間です。
・散歩や外遊びなどで
親と一緒に過ごすことは
子どもの体力・運動能力そして
五感や共感力を育みます。
そして以下は、あかん子育て
だそうです。
↓↓
・ムズがる赤ちゃんに子育てアプリの画面で
応えることは、赤ちゃんの育ちを
ゆがめる可能性があります。
・親も子どもも
メディア機器接触時間のコントロールが
大事です。親子の会話や体験を
共有する時間が奪われてしまいます。
・親がスマホに夢中で
赤ちゃんの興味・関心を無視することは
赤ちゃんの安全に気配りができていません。
ほぉ・・・・(OvO)
何度読み返してもオモロイ内容すぎて
逆にテンション上がってしまいます!(笑)
生まれたばかりの赤ちゃんは
授乳してるときはたいてい半分寝てますね。
ママの目をじっと見つめながらおっぱいを飲む子、
あんまり見たことがないです。
ちょっと月齢が進んでくると
向こうからガンガンに視線を送ってきたり、
手持ち無沙汰でおっぱいをバンバン叩いてきたり
遊び飲みが始まります。
そうなると自然に
スマホいじってる場合じゃなくなるし、
大きくなってきても
寝ながらおっぱい、は多々ありますね。
目をつぶって
ほんわかまどろんでいる赤ちゃんに向かって
一方的に熱すぎる視線を送り続け、
無理やり語りかけるのですか?
そんなん一方通行的な押し付けの愛情、
重たすぎてしんどなるわ。(笑)
「優しく話泣けることで
赤ちゃんの安心感と親子の愛着が
育まれる?」
へーそうなんだ。
どこにそれを立証する文献があるんやろ。
授乳中の赤ちゃんとのコミュニケーションなんて
ケースバイケースでしょ。
違いますか?
1日のほとんどをグズっている赤ちゃんは多いし、
おむつ替えやら家事やら
ママはやることいっぱいで
ゆっくり座って落ち着く時間なんて
ほとんどとれません。
そんな中、唯一、
まとまって座ることができるのが
授乳タイムなのにね。
その時間を利用してスマホいじらんと
いついじるんでしょうね~?
意味わかりませんね!
「親子が同じものに向かって過ごすのが
よい」
とされるなら、
それが絵本でなければいけない?
スマホでもええんちゃうんー。
一緒にYouTubeの手遊び歌とか
童謡とか観たらええやん、と思います。
「ムズがる赤ちゃんに子育てアプリ
見せたら育ちを歪める」
なんて、おっそろしいこと・・・
いつどこで立証された情報でしょうか!?
「散歩や外遊びなどで
親と一緒に過ごすことが大事」
え。じゃあ早くから保育園行く子は
どうなるん。
1歳ぐらいになると子どもは
外ではママなんかおかまいなしに
興味のあるほうへズンズン歩いて行って、
かまおうとすると、ほっとけ!とばかりに
手を払いのけちゃう子だっていますよ。
自分でじっくり学ぼうとする子どもに
親が横からチャチャ入れんでよろしい。
こういうの、過干渉っていうんです。
静かに見守る、も大事だということを
なぜ伝えんのか、なぞです。
「スマホ触ることで親子の会話を共有する
時間が奪われる」
へ~そんなに1日中、24時間
ずっとスマホ触ってるママなんか
おらんと思うけど?
夫婦でも干渉し合わないのが
うまくいくコツっていうじゃないですか。
それは子どもも一緒です。
ずーっとずーっと関わろうとしたら
お互いしんどくなっちゃいますよ。
ときには親子の体験を共有する時間を
あえて作らないようにすることが
子どもとの関係を良好に保つコツですけど、何か?
「スマホに夢中になることは
赤ちゃんの興味関心を無視すること」
いやいや、子どもが自分で感じて
考えて、学ぶ時間を奪わないで。
親の偏った先入観を植え付けることはしないで。
空が青いのも、子どもはオレンジ色って
感じるかもしれないし、
風が気持ちいいのも、
子どもはくすぐったいと感じるかもしれない。
無限の感じ方で成長していくわが子のこと
そっと見守りましょうよ!
こういうリーフレットがあるから
ママたちは頭がこんがらがるんです。
『育児中は、暇を見つけてはスマホを触れ!
いかにその時間を確保できるか、
その要領の良さと、柔軟性のある思考こそが
健全な子育てにつながります。
さぁ、みんなでスマホに頼ろう!
よーいドン!』
これが、
わたしがママに送りたいリーフレット内容です。
産婦人科医会と小児科医会に
袋叩きに合いそうですが・・・
ほんと、ママたちを追い詰めないでほしいです。
ただ、スマホから得られる子育て情報は
このリーフレットと同系列で
「ママはこうあるべき」が書いてあるものが
たくさんあります。
観てもいいけど、
そこに書いてあるキラキラの理想論と
実際の子育てを比較して
「わたしは全然できてない・・・」
って落ち込むぐらいだったら、
わたしがあなたの元にすっ飛んで行って
スマホをへし折りますよっ!o(`ω´ )o
3食栄養を考え手作りしよう
お菓子ではなくおやつを
就寝時間は21時までに
などなど、
そんなことは言われんでもわかっとるわ!
でも生活してたら
そんななんでもかんでも完璧にはできん。
わたしなんか食事の前に
平気でお菓子食べちゃいますよ。
子どもの前で、それってひどいママですか?
イマドキの子は
1歳児がスマホ画面をタップしたり
スクロールしたり、
2歳にもなるとYouTubeの広告を
スキップする方法まで知ってます。
それはいけないことでしょうか。
便利なスマホから無理して遠ざかるのではなくて、
その時代の流れを受け入れ、
上手につきあう気持ちさえあれば
スマホごときで親子の絆が育まれないなんてことは
絶対にあり得ません!